NBU 日本文理大学 創立40周年記念式典

2007年5月19日(土)、大分市のiichikoグランシアタにて「日本文理大学創立40周年記念式典」を、ご来賓の方々をはじめ全教職員、学生代表、OBのほか一般市民の方約1000名、合計約1600名に参加していただき、盛大に挙行致しました。

第1部 - 式典

式典は2部構成で行われ、第1部の式典はアジアチャンピオンのチアリーディングBRAVES の華麗で力強い演技とBRAVES Juniorの可愛い演技でオープニングの幕を開け、大学の歩み、OBからのお祝いメッセージをビデオで紹介したあと、理事長挨拶、学生と教職員代表による人間力宣言、来賓ご挨拶、学長挨拶に続いて学生と教職員全員による力強い学歌斉唱が行なわれ、厳かなうちにも、未来へ向けた新たな決意のこもった式典となりました。

理事長 菅貞淑 挨拶 (内容)
学長 松原典宏 挨拶 (内容)
学生代表による力強い人間力宣言
( 左:経営経済学科3年 親泊エリサさん
右:経営経済学科4年 穴井孝裕くん )
教職員・学生一同による学歌斉唱
オープニングを飾ったチアリーディング部
BRAVESとJrチームの演技
オープニングセレモニーの様子
 
 
式典にご出席いただいた来賓の方々
前列左から、
・ 大分市長 釘宮磐様
・ 大分商工会議所会頭 安藤昭三様
・ 衆議院議員 衛藤征士郎様
・ 日本私立大学協会副会長 西村駿一様
・ 日本私立大学協会事務局長 小出秀文様
・ 大分経済同友会代表幹事 高橋靖周様
後列左から、
・ 大分県私学教育議員連盟会長 阿部英仁様
・ 大分県教育委員会教育審議監 小野二生様
・ 大分県高等学校協会会長 園田幸吉様
・ 大分県高等学校PTA連合会会長 高橋正夫様
・ 財団法人大分県私立中学高等学校協会会長 佐藤武郎様

アトラクション

第1部と第2部の幕間に行われたアトラクションではNBU沖縄県人会による勇壮なエイサーの演舞に続いて全国大会で6連覇中のチアリーディング部と吹奏楽部マーチングバンドとのコラボレーション演技が行われ、日本文理大学が誇るサークル活動のレベルの高さが存分に示され、会場からは感嘆のため息と賞賛の拍手が贈られました。

沖縄県人会による「エイサー」の力強い演舞
 
新しいユニフォームを初披露する吹奏楽部

第2部 - 公開講座 「片目を失って見えてきたもの」 講師:ピーコ氏(本名:杉浦克昭)

第2部では創立40周年記念公開講座としてタレント、ジャーナリストのピーコ(本名=杉浦克昭)さんによる『片目を失って見えてきたもの』というタイトルで講演会が開催されました。
今年62歳になるピーコさんはラフなジャケットとパンツという若々しいおしゃれな姿で登場、第一声は『あら、記念式典には少し場違いなスタイルだったかしら?でもこの衣装、値段は相当高いのよ』と会場を一気に和ませて講座をスタートしました。
44歳の時に30万人に一人というメラノーマ(目の癌)に侵され、片目を摘出するという壮絶な闘病体験と、その体験から得られた示唆に富んだ「生き方」「人生の過ごし方」を、ユーモアを交えた切れ味鋭い巧みな話術で、聴衆をグイグイ話の核心に引きつけ、会場を笑いと感動で包み込みました。そして『欲をなくせばみんな綺麗になれる』『人の命にはそれぞれ役割があり、自分勝手に使ってよいものではない』と話を締めたピーコさん。
シャンソン歌手でもあるピーコさんの歌うような滑らかな語りのうちに、予定の60分はあっという間にフィナーレを迎えました。難病を克服して新しい人生をおしゃれに歩くピーコさんに対して、会場に詰め掛けた超満員の聴衆からは惜しみない感動の拍手が贈られ、創立40周年という節目を迎えた本学の記念式典を飾る意義深い公開講座となりました。

NBU創立40周年記念公開講座
講師:ピーコ氏
ピーコ氏による公開講座の様子
ピーコ氏の講座を待つ長蛇の列
超満員の会場は、ユーモアを交えた切れ味鋭いピーコ氏の話に、笑いと感動に包まれました。