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マイクロ流体技術研究所

2005年10月に設立された、マイクロ流体技術研究所MFRL(Micro Flying Robot Laboratory)の「昆虫型超小型飛翔ロボットの研究開発」プロジェクトは、文部科学省の「私立大学学術研究高度化推進事業」のひとつである「ハイ テク・リサーチ・センター整備事業」に、2005年度からの5年間、採択されました。本研究所では、様々な実験やシミュレーションを行い、多くの成果を生 み出しています。本研究所を構成するのは、小幡 章教授を中心とする航空宇宙工学科の講師陣。航空宇宙分野における技術と知見に加え、生物の機能と工学を 融合させることで社会問題となっているエネルギー問題解決に向けて、新しい視点で世界レベルの研究・開発に取り組んでいます。

マイクロ・エコ風車は特殊な材料や高価な設備は必要がないため、最先端の研究・開発プロジェクトにも学生たちは自由に参加することができます。日本が直面しているエネルギー問題という大きなテーマに、大学1年生から大学院生までの約10名が、過去の研究成果をさらに改良するため、試行錯誤を重ねながら、目的を持って意欲的に取り組んでいます。マイクロ・エコ風車のブレードの素材は、もともとはケント紙。それを学生たちのアイデアと地道な実験の結果、現在は防水性や軽量化、さらには製作時間・コストを削減できるプラスチック素材のブレードへと進化させました。

トンボの“羽ばたき運動”や“ハネの特性”に着目して、2種類のロボットを開発!!

非羽ばたき型飛翔ロボット

非羽ばたき型飛翔ロボット

日本飛行機(株)で、「ボーイング777ジャンボ機」の製造や「はやぶさ」の開発などに携わる。NBUでは、2005年文部科学省補助事業「昆虫型超小型飛翔ロボットの研究・開発」に参画。2010年「自然に学ぶネイチャー・テクノロジーとライフスタイル展(国立科学博物館)」にて研究成果を発表。マイクロ・エコ風車をはじめ様々な研究成果は、NHKなど多数のメディアで取り上げられ、国内外から注目を集めている。近年は、行政や企業などの講演会において、新しい“ものづくり”を提案している。

自然界には、ものづくりのヒントとなる優れた機能を持つ生物がたくさん存在しています。それらの生物的機能特性を工学的に実現した機器を研究・開発し、環境に配慮した快適で便利な生活の創出へと役立てようとする新しい研究・開発を「生物機能トランスファー技術」と呼んでいます。マイクロ・エコ風車は、トンボのハネの特性を解明した上で、航空工学の知見も加え、新しい発想で取り組んだ「生物機能トランスファー技術」の研究・開発の成果です。

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