日本文理大学

マイクロ流体技術研究所の研究成果が実用新案登録されました。

(2009/02/20)

本学マイクロ流体技術研究所では、トンボ型の超小型飛翔ロボットの研究開発を進めています。従来知られている航空機用の翼型をそのまま超小型飛行ロボットの翼に用いると、空気の粘性の影響によって大きく性能が低下してしまうという問題がありました。

本学航空宇宙工学科・小幡章教授は、流体の微小な流れの様子を大きく拡大して観察することができる「回流式可視化水槽」(本学マイクロ流体技術研究所)を用いて超小型飛行ロボットの翼の周りの流れについて研究することにより、レイノルズ数が10000以下で飛行する条件においても優れた空気力学特性および構造力学特性を実現するとともに、超小型飛行ロボットの飛行に高い安定性をもたらすことのできる画期的な翼型を開発し、この問題を解決しました。

本学では、この低レイノルズ数用翼型について特許庁に実用新案登録出願をおこない、この度、実用新案登録第3148233号として特許庁に実用新案登録されました。

レイノルズ数は、流体力学の分野で最も基本的な目安とされる数字で、この数字を示すことで、研究対象とする流れの現象を特定する役割があります。

今回の研究の場合には、他の研究者が研究していないようなレイノルズ数が非常に低い、特殊な流体領域を研究したことを示す意味があります。主に「小さな領域の流れ」を研究対象とすることを意味しています。(小型飛翔ロボットの翼は人が乗る飛行機の翼に比べて大変小さくなります。「マイクロ流体」の名前もここに由来します。)

 

 

                   マイクロ流体技術研究所の詳細はコチラ

閉じる