日本文理大学

【工学部】ロボットプロジェクトで現役企業人が講演

(2013/01/22)

 NBUでは工学部の航空宇宙工学科・機械電気工学科・情報メディア学科の1年生を対象とした「ロボットプロジェクト入門」を今年度より開講しています。
この授業は、3学科の協力による各専門分野の融合を意図し、ロボティクスに重点を置いた「ものづくり」の基礎習得と、学科間の壁を取り払ったグループ活動、アクティブ・ラーニングを通じた知識・技術の習得と人間力の向上も目的としています。

 前期講義では、3学科合同でグループを作り、2つのテーマ(LEGO MINDSTORMとBeuto Racerを使用)をもとに、ハードウェアの設計やソフトウェア構造の理論を、具体的な事例をもとに実践的に学ぶことができる演習を行い、7月(前期講義終了後)には、成果発表会も行いました。

 後期では、前期のグループから3学科合同は変えずにメンバー変更を行い、前期では改造するレベルであったLEGO MINDSTORMの機体を、後期では更に基礎から組み立て、プログラムにおいても、前期では一定レベルの動きをするところまで作り上げていたプログラムを基礎から作るなど、前期よりも創造力が必要で、ロボットにより細かい動きをさせることができる演習を行っています。

 そして今回は、「ものづくりが企業の現場でどのように活用されているのか」を、企業人から直接講演を受ける機会を設けており、第1回目となる本日は、現在(株)東芝の研究開発センターに所属し、ロボットの音声翻訳等の研究に携わっている園尾聡氏を講師に招いての、講演形式の授業が行われました。

 「人と機械の自然なコミュニケーション」と題して行われた講演会では、(株)東芝の意外な分野の事業にも携わっていることなどの企業紹介の後、高齢者向けのロボット開発例や、音声翻訳・音声合成等の、人と機械がコミュニケーションを取る方法(技術)などについて、動画やパソコン音声を聞いたりし、(株)東芝のロボット開発についての紹介と説明がありました。  
【講師の(株)東芝・研究開発センター所属・園尾氏】      【講演に聞きいる学生たち】

  また最後には、講師の経験も踏まえた、研究開発者として、社会人(企業人)としての心構えと、大学時代に経験して欲しいことなど、学生の3年後の就職にも繋がる内容の講演会となりました。

 この授業で、大学で行っている実践授業が実際の企業ではどのように活きてくるのかが繋がり、目的の一つである、学生の「ものづくり」に対する動機付けと、社会(企業)に対する意識付けが深まったと思います。

 現役企業人から学ぶ授業は来週も行われる予定で、第2回目はNEC(日本電気(株))の技術開発に携わる方が講演を行う予定です。

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