日本文理大学

第1回チャレンジOITA人材育成フォーラム開催

(2013/12/16)

2013年12月14日(土)、ホルトホール大分(大分市)において「第1回チャレンジOITA人材育成フォーラム」を開催しました。

フォーラムには、地域住民・行政・企業・教育関係者・学生など約400人が参加し、、国の人材育成の方向性や、大分県の特色を活かした実践教育の事例報告等をもとに同じ視点に立って、地域創生を担う次世代の“人づくり=地域創生人材の育成”について議論しました。


                                     

地域住民・行政・企業・教育関係者・学生など約400名が集まり、満員の熱気の中で開催されました。

                                   

文部科学省 スポーツ・青少年局 青少年課 青少年活動推進専門官 小野 保 氏より、「『チャレンジアワード』を通じた人材育成の可能性について」をテーマとした基調報告が行われ、これからの社会を逞しく生きていく力を身につけていくためにも、「チャレンジアワード(青少年体験活動奨励制度)」が重要になることが、事例を交えて報告されました。
また、本制度を通じて身につける能力は、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」とも合致することから、地域やグローバル社会が求めているだけでなく、企業が求める主体性・積極性・思考力・協調性・コミュニケーション力などを併せ持った人材像とも一致していることが強調されました。

               

               

昭和女子大学コミュ二ティサービスラーニングセンター長 興梠 寛 氏による「若者の社会参加と体験活動の教育力」をテーマにした基調講演では、英国に古くから伝わる「水に入らなければ、泳ぎを覚えることは出来ない。」という諺を引用し、水を社会・世間・世界に置き換えて、若者が社会貢献活動等を通じ、自らの生きる意味を見出し、自分が社会や他者から必要とされていることを自覚し、社会に何を提供できるかを学ぶことができる仕組みを社会全体で作り上げていくことの重要性が説かれました。

 

NBUからは工学部 建築学科 3年 塩崎敦史さんの事例報告(写真左)と、吉村 充功人間力育成センター長の「地域創生人材の育成とその展望」と題した講演が行われました(写真右)。

塩崎さんは、自らのスリランカでのワークキャンプ体験や大分の第一次産業で誇りを持って働く大人との出会いを通じて成長していった自分の経験を紹介しながら、将来は大分でたくさんの若者が学び、地域、自分に誇りを持って社会に出て行けるよう「若者」と「地域」をつなぐ仕事がしたいという想いを力強く発表しました。

また、NBU人間力育成センター長・吉村からは、大分県の年齢別人口推移等のデータやNBUでの実践教育活動の事例を紹介しながら、これからの人材育成には地域、企業の方々と大学が協働しながら地域の課題に取り組み、大学の【知】を社会に還元していくことで、地域の活性化を推進していこうとするCOC構想※をこれまで以上に推進していきたいと、会場に呼びかけました。 

※COC構想(Center Of Community):大分の地【知】の拠点として地域再生の核となる大学づくり
NBU日本文理大学 COC構想の詳細はこちら

最後に「大分の特色を生かした人材育成が未来を変える−地域と大学が協働する次世代の人づくり−」をテーマにしたパネルデスカッションが行われました。

                

独立行政法人 国立青少年教育振興機構 指導主幹 北見 靖直 氏からは、引きこもり、不登校の児童、生徒と関わってきた自身の経験から、“本物”に触れることで、若者は大きく変化することを熱く語られました。

                              

日本ボランティアセンター代表 西尾 雄志 氏(写真中央)からは、若者が現場に出ることで仕事や地域に対する誇りを抱けること、いつ来てもいい“居場所”があることの重要性が説かれました。また、元西独首相エアハルトが戦後、国民を奮い立たせるために述べた「金を失い、やる気を失ってもそれらは取り戻せるが、誇りを失ったらおしまいだ」という言葉を引用し、大学で学生たちが社会体験を積み、誇りをもつことで、どん底からでも這い上がれるパワーを養う環境づくりに期待を寄せられました。

                

株式会社 地域科学研究所取締役 部長 平井 慎一氏(写真中央)からは、大学、地域社会などが連携した人材育成の状況や可能性を聞き、企業も時間をかけて連携していく制度の構築が必要であること。さらには、若者が自らの足で立ち、自らの頭で考え仕事を作り出し、新しい社会にあった価値、雇用を生み出していくのではないかと、次世代を担う若者への期待が述べられました。

                

NBU人間力育成センター副センター長 高見 大介(写真右)からは、昨年、東日本大震災復興支援の一環として取り組んだ「あゆみプロジェクト」の実例をもとに、今の若者の考え方や可能性を紹介しながら、これからは地域の方々にパートナーとなっていただき、若者が家族以外の大人と真剣に向き合える環境を生み出してもらうことで、地域や仕事、家族に対する誇りや想いに触れ、若者は地域の未来を背負う成長を遂げることができると語りました。さらに、異なった意見、考えを持つ人々が議論を繰り返すことで、新しいコミュ二ティ、新しい地域活動を生み出すことが重要であり、今後も学生達と新しい挑戦を続けていきたいと宣言しました。

  

最後にコーディネーターの興梠氏(写真左)から、これからの大学教育では、どれだけ知識や技術を身につけたかだけではなく、生涯に渡って“学ぶ力”を育むことが大きなテーマとなる。“学ぶ力”を習得するためには、地域の人たちの参画が必要であり、一緒に悩み、声を聞く取り組みが不可欠になってくると語られ、今回のフォーラムで多くのヒントをいただき、大分の地【知】の拠点として、大分、さらには日本、世界の明るい未来を支える人材育成に「教育県 大分」として誇りを持ってさらに邁進していきましょうと締めくくられました。


NBU日本文理大学は、平成29年に迎える創立50周年に向け、大分県の地【知】の拠点(COC構想)を核とした教育改革を推進し、新しい時代を支える人材育成に、私学としての誇りと使命感を持ち、挑戦し続けていきます。



当日のフォーラムの模様(動画)はコチラでご覧いただけます。

第1回チャレンジOITA人材育成フォーラムの概要はコチラ 

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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