日本文理大学

【工学部】ロボットプロジェクト基礎2・成果発表会開催

(2014/02/10)

 2/3工学部2年生が受講する「ロボットプロジェクト基礎2」成果発表会が行われ8チームによるプレゼンテーションが行われました。提示された課題は「大分に貢献するロボット」、開講当初夫々のチーム毎でブレーンストーミング※を行い、どういった経緯、コンセプトで作るかを考え、製作にあたっています。

※ブレーンストーミング:課題について小グループでお互いのアイデアを出しあう会議の手法。ユニークで斬新な案が出てきやすい。

 講義期間中、前半はコンセプト、予算、完成予想図をポスターセッション形式で中間発表を行っており、今回は後半のまとめとして、実際に部品を揃えて自分たちで作成したロボットが所期の目的をどこまで達成できているのか又、未達成の部分はどこまでつくり上げるのかまで、説明が求められました。

  

 大学近辺でもカラスによるゴミの飛散等、対応に苦慮している地域があります。カラス撃退ロボット(写真上左)はカラスが近づくとライトが点灯し、銃声のような効果音を発して、カラスを寄せ付けない工夫がなされています。その他、一村一品で名を馳せた大分県には特産品の豊後牛がありますが、その繁殖に着目し出産日が正確にわかるよう、牛に取り付けられる首輪型ロボット(写真上右)などユニークな発想で創り出されたロボットたちが紹介されていきました。

                     8チームごとに今自分たちが生活している身近な地域・大分でどのような問題があり、 可能な限り自分たちで考え、つくったロボットが貢献をしていけるかをパワーポイント、動画等を駆使して紹介、発表していきました。

  

 写真上:ロボットプロジェクト担当教員から、異なる分野の人でも理解できる発表の仕方の工夫、ロボット仕様に際してのプレゼンテーションの仕方について指摘、アドバイスがあった。

 高齢化社会を向かえ、交通事故対策をどうするか又、畜産振興に貢献するため、あるいは野生動物による農作物被害、外来種による生態系への影響等と地域における課題を調査し、ロボットによる解決策を自分たちで考え、形作っていく課程が順次発表されていき、受講生たちは指導する工学部各教員から、時には辛辣な指摘も受けながらも、この発表会でこれからのモノづくりを担っていくにあたって貴重な示唆を得られたことは間違いありません。

                

 発表会の締めくくりに岩村工学部長(写真上)からロボットプロジェクトを通じて、当初の目標を達成したチームは達成感を、そこまで至らなかったチームには悔しさを実感してほしい、共通の目的を持つためのプレゼンテーションと、成果をきちっと発表することは大事です。それを学ぶための勉強の場でもあり、有意義であったと思う。これからの取り組みに期待しますと講評がありました。

 工学部 航空宇宙工学科、機械電気工学科、情報メディア学科3学科2年生が学科の枠を越えてチームを組み、ひとつの課題に向かって取り組む「ロボットプロジェクト基礎2」。1年生のときに経験した「ロボットプロジェクト入門」の発展形として、受講生たちにとってまたひとつの過程を経たようです。

 3年次には、「発展プロジェクト」があり、更にレベルアップを図ります。果たしてどんなロボットが生み出されるのか?今後の展開が楽しみです。

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