日本文理大学

フィリピン・クリオン島 復興支援ボランティア出発式

(2014/02/06)

NBUでは教育理念のひとつとして「人間力の育成」を掲げ、ボランティア活動や自然体験活動などによる新しい教育を通じて、社会・地域が必要とする主体的に学び、創造的に活動する人材育成に努めております。     

2012年4月には、このような教育をさらに推進するため、学生主体のボランティア活動に多くの実績のある日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)と提携調印を行い、東日本大震災における復興支援あゆみプロジェクトをはじめ、日本国内での様々な被災地の復興支援活動に取り組んできました。


今回は、昨年11月に台風ハイエンによって多大な被害を受けたフィリピン・クリオン島において、日本財団学生ボランティアセンターが行うボランティア「HOPE」プロジェクトに本学より3名の学生が参加することになり、今月12日(水)から随時スタートする現地での復興支援活動に先立ち、参加学生の出発式を開催しました。

出発式では、人間力育成センター 高見大介 副センター長より、本活動につながった大分を中心とした日本国内でのこれまでの様々な活動の紹介と、フィリピン・クリオン島に関する歴史や被災状況、復興の進捗などが報告されました。
フィリピン・クリオン島は、約110年前にハンセン病患者の世界最大の隔離施設があったことから「悲劇の島」と言われていました。現在は、島に暮らす人々の「助け合う心」によって差別を乗り越え「希望の島」として生まれ変わりつつあるようです。
そのような中、台風ハイエンによってクリオン島は大きな被害を受けました。事前の避難がうまくいったことから人命の被害は少なかったものの、家屋や生活インフラへの被害は深刻で、手足が不自由なハンセン病回復者もいるため、自力での家屋の修繕が不可能な人も少なくない状況ということです。
このような状況の中で、本プロジェクトを通じて、現地の人々と一緒に被災家屋の修繕を手伝うことになります。

今回参加する3名は、これまで災害支援ボランティア活動や環境保全活動など様々なプロジェクトに主体的・積極的に取り組んできました。そのような経験を積み上げていくなかで視野が広がり、海外で起きた今回の災害にも目を向け、自分たちができることに全力を尽くす思いで「HOPE」プロジェクトに応募しました。

決意表明では、3名それぞれがボランティア参加に至った経緯や目的を述べ、被災地の一日でも早い復興に貢献することを誓いました。
塩崎さん「スリランカでのワークボランティアや日田市での水害支援ボランティアなどの経験をして、今回も困っている人を助けることに迷いはなく参加することにしました。小さいことしかできないと思いますが、できることを精一杯してきます」
櫻田さん「1年生の夏に取り組んだ東日本大震災復興支援あゆみプロジェクトを通じて、被災者の本当の気持ちを理解することは難しいことは分かっています。ただ、分からないなりに相手の立場に立って自分ができることをしたいと思います」
宇都さん「途上国の発展に貢献する建築家を目指している自分にとって、今回のプロジェクトは貴重な経験になると思います。現地での活動を通じて、自分は何ができるかではなく、何をすべきなのかをしっかり考えたいと思います」

最後に教育サービスセンター 島岡成治 センター長より「被災地の復興に貢献することが一番の目的ですが、その活動を通じて、被災地の方々のこと、自分のこと、日本のこと、そして世界のことを考え、自分自身も成長する貴重な経験にして下さい。」と激励しました。

今後、塩崎さんと櫻田さんは、第1陣出発隊として2/12(水)〜20(木)、宇都さんは第4陣出発隊として3/25(火)〜30(日)にそれぞれ復興支援活動を行います。

  

     高見 副センター長より本活動について紹介    島岡教育サービスセンター長より激励

決意表明を行った塩崎さん(左)、櫻田さん(中)、宇都さん(右)


出発式の様子はこちら(Ustream

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