日本文理大学

【建築】伝統的木造建築作業現場の見学会を実施

(2014/10/07)

 9/30文部科学省『産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業』の一環として実施される、1年生専門教育科目「スペースデザイン」における現場見学研集会で、大分県佐伯市弥生町「染矢建築」の作業場にお伺いして伝統的な木工技術に関する現地研集会を行いました。

  

 今回実技指導を担当された染矢 賢一氏(写真上右)と講師の下島 啓吾氏(左) 熱心に説明に聞き入る学生たち

  

 日なたですくすくと育った木は年輪の幅が広く、見た目は真っ白。人工乾燥された木材は中心が脆く酸っぱい臭いがする。それに比して、日陰で育てられた木材は年輪が詰まっており見た目も赤く、自然乾燥させた木材は繊維に沿ってヒビが入っており材質も強く香りも良い。実際に触って見て臭いをかいでみることで、その違いを実感しました。(写真上)

     

 染矢 智彦氏はかんな削りコンテストで表彰された実力保持者。厚さ数ミクロン単位の削りくずにビックリ!(写真上左)学生たちもかんな削りに挑戦しますが・・・・(写真上右)

  

 やはり、名人のようにはいきません(写真上左)。鉋がけ後の木材表面を触ってみるとつるつるしていて吸い付くような木肌の仕上がりに二度ビックリです。(写真上右)。

 

 実際に染矢 賢一氏が建てた住宅を見学。中二階のつくりになっていて、一つ一つの部材の組み方も工夫されており、年輪の方向など材料の位置や向きも大事に作られていました。(写真上)

 

 鉋やノミの種類が多く、何百万円もすると聞き、学生たちは驚いていました。長い年月に渡り連綿と受け継がれてきた匠の技を目の当たりにした学生たち。得たものは大きかったようです。(写真上)

                 

 今回の見学を通じて、今でも昔ながらの作り方でつくっている大工さんがおられることに驚きを感じると共に、匠の技を肌で感じることができ、参加した学生にとっては、今後の学修の糧となりました。パソコン上で本物そっくりな建築の模擬制作ができる時代だからこそ、NBU工学部建築学科では、人工の最先端の学修だけではなく、その対極にある自然から学ぶことで、創作活動につなげる営みも大切にして学修しています。建築学科の紹介はコチラをご覧下さい。 

 

 

 

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