日本文理大学

【建築】ガウディもビックリ!新技術を紹介

(2016/02/11)

1/29建築学科3年生が受講する「CAD3」で、製図用ソフトと、それに連動して建築造形物をつくってしまう3Dプリンタ。その最新技術の一端が紹介されました。

 

↑設計用CADソフト等を扱うキヤノンシステムアンドサポート株式会社九州営業本部の植村氏から、3Dプリンタでの作成上のポイント。建築分野での活用例、そのメリットとデメリット、建築業界における今後の活用例などが説明されました。

 

 

↑3Dプリンタによる技術革新の顕著な例として、スペインの“サグラダ・ファミリア大聖堂”設計での活用事例が紹介されました。(左)設計当初から、可視化された3次元のアプローチが重要と考えられていた同大聖堂は、多数の造型職人や彫刻家たちが、一つ、ひとつ造作や、彫刻の模型や見本をつくり、具合を見ながら建築を進めてきたため、完成まで300年はかかるとまで言われて来ました。しかし、3Dソフトウエア、3Dプリンタ等の導入によるICTフローの見直しにより、2026年には完成予定とされ、約150年もの工期が短縮できたとの説明も、実際に3Dプリンタが作り出すディテール(細部)の精巧さを見せられると納得です。(右) 

 

↑指導する近藤教授(前右側)は「講義ではCADでの図面作成の他にパワーポイント、ワードなどのソフトを使って建築物のプレゼンテーションができるスキルを磨いています。その過程で3Dプリンタ等のICT技術を使ったプレゼンテーションも行える力をつけてもらうため、今回は開発側の方々に協力いただいて説明会を実施しました。只便利なツールが出来たからといってそれに振り回されるのではなく、自らの考えをしっかりもってそれらを使いこなす意志は大事です。自分の視点を持って能動的に学修していって下さい」と語り、講義を終了しました。 

                

↑20世紀を代表する建築家アントニオ・ガウディの未完の大作“サグラダ・ファミリア大聖堂”。1882年着工以来、完成するまで、300年の歳月を要すると言われていました。(写真は受難のファサード。提供:近藤教授)

 目覚しく進化するICT技術。建設業界でも様々な分野で活用が進んでいます。それらの技術を真に使えるスキルがこれから求められてくることでしょう。今回の講義を機に、そのことを意識して専門知識の修得を目指していくことが期待されます。     

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