日本文理大学

【工学部】CANSATプロジェクト 種子島へ

(2016/03/03)

 航空宇宙工学科学生を中心としたNBU CANSAT(カンサット)プロジェクトチーム。3/3〜5JAXA種子島宇宙センター竹崎射場(鹿児島県熊毛郡南種子島町)で開催される「第12回種子島ロケットコンテスト」CanSat部門に出場するため機体の改良及びその実験に取り組んできました。大会直前の様子をお伝えします。

                   

 ↑種子島ロケットコンテストで使用されるカンサットローバー。CanSat(カンサット)とは空き缶サイズの小型衛星を、気球から上空より投下し、地上に着地した段階で写真のようなローバー(自走式探査機)が飛び出し、どれだけ指定されたポイント近くまで到着できたかを競います。

 

  

↑今回の機体では、ローバーの車輪部に工夫を凝らしているそうです。改良を加えた車輪支持部を手にするS.Hさん(航空宇宙工学科1年:構造担当)。部品は、全て3Dプリンタと手作業で創り上げたといいます。

 

↑グルーガンで配線の補強を行う紅一点のH.Sさん(航空宇宙工学科2年:ハードウエア担当)。プロジェクトではユニバーサル基板(写真右)からローバー本体の回路の配線を手掛けました。理系女子ならではの細やかさが要求されるところでもあります。

  

 ↑準備が出来た段階で、グランドに出て本番にあわせ作業手順の確認を行います。パソコンで必要な情報をローバー本体にインプットしているところ(右)。

  

↑ローバーを本場に備えチェックします。本番どおりにチュックを行うと部品の収まりが悪かったり、逆に取り付けてしまっていたり、不具合が発見でき、その意味でも事前の確認作業や動作チェックはとても大切です。投下実験を行う準備が出来たときには辺りも暗くなり、プロジェクトリーダーのM.Hさん(右)がペンを持つ手もかじかむほどの寒さ。記録を録るのも熱意が補います。

 

↑カンサット投下実験。カンサットが地面に着地し、ローバーの状況を確認します。この時、本来は点灯するはずのランプが点かなかったようです。

 

↑実験の段階で不具合が生じれば、作業室に戻ってその時の状況を頭の中で再現し、皆で想定される原因を考え、夫々考えを出し合います。不具合を起こしている部分が推定できたら、そこを念入りに調べて原因をつきとめ対処していきます。チームを指導する岡崎教授(航空宇宙工学科:写真右・左側)は、“初代はやぶさ”の開発プロジェクトに携わった経験からプロジェクトを遂行するにあたって大切なプロセスやノウハウを折に触れて伝えて行きます。

            

3/1早朝、種子島へ向うNBU CANSATプロジェクトチーム。昨年は秋田県能代市で行われた「第11回能代宇宙イベント」UNISEC缶サット競技ランバック部門で2連続優勝を達成した実績を持っています。きっと種子島でも力を出しきり、多くの収穫を得て帰ってきてくれることでしょう。

 NBU工学部には、工学部3学科の垣根を越えて、チームで課題に取り組む講義「ロボットプロジェクト」があります。「CANSATプロジェクト」はその発展した取り組みとして、大会出場を目標に、ローバー等を制作していきます。メンバー夫々が役割を担い、協力してモノづくりに取り組む中から、NBU人間力教育の一環である社会人基礎力(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)の養成が図られていきます。

※お蔭を持ちまして、NBU CANSAT プロジェクトチームは、CanSat部門の優勝を果たし、又すべての部門の中で最も優秀(次回以降の参加者が目指すにふさわしいもの)な機体に与えられるロケットコンテスト大賞も併せて受賞し、3月6日未明、全員無事NBUキャンパスへ帰還いたしました。 Facebook⇒www.facebook.com/NipponBunriUniversity/

 

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