日本文理大学

【公開セミナー】障害者スポーツの可能性を探る

(2010/09/15)

独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業

【精神障害者スポーツ公開セミナー】

「障害者スポーツの可能性を探る」

主催:社団法人 日本精神保健福祉連盟

日時:2010年10月15日(金)14:00〜16:30

会場:日本文理大学 菅記念講堂


【特別講演】14:05〜14:55

テーマ:車いすマラソンとメンタルヘルス


講 師:笹原 廣喜 氏(北京パラリンピック銀メダリスト/オムロン太陽 株式会社)

講師プロフィール:
大分県豊後高田市出身。第13回夏季パラリンピック北京大会車いすマラソンで見事、銀メダルを獲得。笹原選手は、1999年に勤務先で荷崩れ事故に遭い、車いす生活となる。入院生活中、地元で開かれた大分国際車いすマラソン大会を観戦して車いすマラソンを始めた。アテネ大会の1年間は競技に専念したが、北京大会では郷里の大分県で働きながら練習を積んで出場、日本人選手の存在を世界に知らせた。北京大会は、12日間にわたった障害者スポーツの祭典で、史上最多となる147カ国3,968名の選手が参加したことで、障害者スポーツの可能性がさらに広がった。(次回は、2012年のロンドン大会。)

講師からのメッセージ
1999年9月、仕事中の事故で私は脊髄を損傷し、障害者となった。それから、車いすマラソンに出会う2001年2月まで、入院生活を送った。その入院生活の中で、私は障害者として生きていくことを決心した。マラソン競技と出会うまでは、自分がどのように障害者として生活していくか、思い浮かべることはできなかった。それから現在に至る6年半という年月の中で、競技を通して変化した自分自身について述べる。
まず、スポーツを始めたことで仲間ができ、障害者の先輩から学ぶことは多くあった。障害者以外にも競技に携わる多くの人たちに出会うことができた。走ることは楽しくなり、少しずつ多くの時間を費やすようになる。日々の生活の中にやるべきことができ、充実した時間が過ごせるようになってきた。それに加え、運動をすることで残存機能の強化や体力の向上、健康維持を図れるようになった。目的に向かい努力をしつづけることで、強い精神力を養うことができた。その努力は自信にもつながり、社会復帰への道が少しずつ見えるようになってきた。私は、障害を背負ったことで、一度社会への道が閉ざされたのだが、社会への道を開くきっかけになったのがスポーツであったと今は感じている。トレーニングを積んでいく中で、国内から国際大会出場へと目標が大きくなった。多くの経験とともに様々な情報を得て、自分自身の成長と人間的に強くなれたことを感じる。競技レベルが高くなり、自分自身の目線も変わってきた。今、障害者スポーツは障害者のイベントではなく、本当のスポーツとして多くの人にその魅力を知ってもらいたいと考えている。


【セミナー】15:00〜16:25
障害のあるなしにかかわらず、誰でも、スポーツを通じて自分を表現し、人を感動させる力をもっています。障害者スポーツの現状と課題を知ることで、私たちはどのようにこれからの社会を築き、共に生きて行けば良いのかを一緒に考えましょう。

司 会:
大西 守((社)日本精神保健福祉連盟 常務理事/学校法人文理学園・日本文理大学 顧問)
高畑 隆((社)日本精神保健福祉連盟 精神障害者スポーツ推進委員会 事務局長)

1.わが国における精神障害者スポーツの歩み
 講師:大西 守((社)日本精神保健福祉連盟 常務理事/学校法人文理学園・日本文理大学 顧問)

2.障害者スポーツの位置づけ
 講師:高畑 隆(埼玉県立大学 教授)

3.大分県における障害者スポーツの現状
 講師:堀川 裕二(大分県障害者スポーツ指導者協議会 会長)

4.当事者・家族とスポーツ活動
 講師:冨嶋 孝徳(大分県精神障害者福祉会連合会 副会長/ひまわり苑)

チラシダウンロードはこちら

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【問い合わせ先】
大分県障害者スポーツ指導者協議会
〒874-0011大分県別府市大字内竈1393番2(社会福祉法人 太陽の家 内) 担当:堀川
TEL0977-66-0277 FAX0977-67-0453 E-mail : horikawa@taiyonoie.or.jp

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