2007629

就職関連

 

・全体のお話

 会社がどうやって人を測っているのかを知ることは「働きたい人」からすれば重要なポイントだと思います.ここに関連する記述があるので,興味のある人は見てください.まだ確実な計測方法というわけではありませんが,こちらでチェックすることが出来ます.

 ちなみに「人」の「測り方」に興味にある人は福島に声をかけてください.

 

LANセミナ

 720(金)にLANセミナが開催されます.会社員をターゲットにした無料セミナです.

この分野に興味や関心のある人や,九州地区にどういった会社があるのかを知りたい人や,それら企業がどういった仕事をしているのか,どういったことに興味や関心を持っているのかを知りたい人は是非参加してください.

 4年生で就職活動中の人は対象となる会社の再確認に,内定取得し来春から働く人は具体的な仕事内容を知るために,3年生でこれから就職活動を開始する人はこの分野の常識を知るために,2年生や1年生は今後の方向性を知るための機会として御活用ください.

 詳細はにあります.

 

** 2006年度用 **

・ネットワーク関連への就職に興味のある方へ

 ネットワーク関連の就職情報をこちらに掲載しました.

 

・ネットワーク分野でも特にセキュリティに興味のある方へ

 セキュリティに関する就職情報をこちらに掲載しました.

 

・ホームセキュリティ関連への就職に興味のある方へ

 ホームセキュリティ関連の就職情報をこちらに掲載しました.

 

・自動車関連への就職に興味のある方へ

 卒業してから最大2年間まで就職する時期を自分で選べるというユニークな採用方式の会社があります.

 自動車に興味のある人で元気な人を募集しています.情報系の応募が少ない状況です.

 

・印刷/出版業界のシステムに興味のある方へ

 こんな仕事もあるんだという情報提供です.こちらをごらんください.(中途採用情報が多いですが,時期的なものと印刷/出版は情報系の人が集まりにくいのでという事情もあるようです)

 

[余談]

 いずれの分野でも,

              1)定められた手順を読んで理解すること

              2)理解に基づき実施計画を立てることが出来ること

              3)実施結果をまとめて報告することが出来ること

が求められます.特に社内では口頭よりも書類に基づき仕事をすることが多いため,1)3)は必須項目となります.

 一度に口頭で説明できる人数よりも,文書化されたものであれば多くの人に伝えることが出来るだけでなく「記録」することでその会社の「資産化」することができるためです.報告書を作成するスキルは,履歴書の記載項目で判断されるので,作成に際しては十分注意することと,必要と思えば資料を履歴書と一緒に提出する方法もあります.

 指定された書類は「提出すべき最低限の書類」であり,自分を知ってもらうまたは適切に判断してもらうための資料を拒むケースはほとんどありません.また,資料が不要と判断すれば提出先が処分する等の処置をするので特に問題になりません.

 これまでの自分の経験において「アピール」できるものを最大限にアピールするのが就職活動のポイントとなります.自分では判断つかない事が多い(社会という観点からの評価がどうなるのかわからない等)と思いますが,担任と相談すると「自分ではたいしたことないと思っていた事柄」が「アピールポイント」となることが多いです.自分にとって「当たり前」のことは「人にとって当たり前」とは限りません.

 会社は「育てることが可能かどうか」を考えます.即戦力といっても百戦錬磨の人と同じ事をしろとはいいませんし言えないことを会社はよくわかっています.少なくとも最初に書いた2項目(1番と3番)が出来て,教えれば2番が出来るまたは2番を習得可能と判断できることがポイントです.

 また,会社の規模や知名度にだまされないでください.もっと頭のいい人が....なんて言う人が居ますが,駄目かどうかは相手が決めることです.自分から駄目だと判断する必要はありません.会社が言う「頭のいい人」は「点数の高い人」とは必ずしもならないからです.もちろん成績のいい人はそれをアピールポイントとして,さらにアピールポイントを増やせばよいですし,成績があまりという人は「それを補うアピールポイント」として「社会的に評価されるポイント」(←多くの人はこのポイントを「見逃し」ていて,大抵の人は少なくとも3つ以上持っています)を増やせばよいのです.

 まず自分のアピールポイントを理解し,その中で自分がアピールしたいと思うポイントを「アピールポイント」として認識し,「相手に理解してもらうにはどうアピールすればいいか」のテクニックと,「アピールポイントを磨く」ことをしてはいかがでしょうか?

 以下にいくつかの分野を紹介しますが,自分が興味を持てる分野とは「自分とその分野の常識があっている」可能性があります.知らず知らずのうちに「その分野の教養」を持っている可能性があります.

 最後に,就職活動とは「内定取得活動」ではなく「仕事を始めるための準備活動」です.内定取得後から本当の就職活動が始まるといっても過言ではありません.

 そのため4年生で実施する卒業研究では冒頭の3項目が必ず含まれており,学部の後にある修士課程や博士課程でもその項目が必ず含まれます.学部では研究ゼミナールから数えて2年間しか練習する期間がありませんが,修士課程ではさらに2年間(合計4年間),博士課程では修士課程よりもさらに3年間(合計7年間)の期間をその項目の練習に当てているため,一般に学部卒業よりも修士課程や博士課程が有能とされています.すなわち,学部以降は社会人として必要な事柄の練習を,研究を通して習得することが目的とされています.就職活動をしていて,自分の望む分野で活躍するのに必要な技術が不足していると思う人は,進学という選択肢も頭に入れてはいかがでしょうか?

 会社によっては,この点を理解していて入社する期日を2年後まで延ばす制度を持っている会社もあります.また会社によっては進学する人に奨学金制度を設けているのもあります.いずれも自分がどうしたいのかを決めなければ探すこともできませんので,まずはじっくりと「自分と向かい合って」「自分の本音」を聞きだしてみてはいかがでしょうか?