NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 社会参画実習1(Practice in Social Participation 1)
担当教員名 馬男木 三生
配当学年 1 開講期 後期
必修・選択区分 経営経済学部 必修 単位数 1
履修上の注意または履修条件 人間力の育成に必要な科目ですので、必ず受講して下さい。担任制の授業です。
受講心得 ・人間力を養う上で大切な授業となりますので、無遅刻・無欠席で受講して下さい。
・ワークショップ時は、ディスカッションや作業などに積極的に参加して下さい。受け身の姿勢では意味がありません。
・ワークショップでの成果の善し悪しは問いません。過程を重視します。そのため、出席するだけでは単位取得できません。
・回によっては講義室外へ出ますので、絶対に遅刻をしないで下さい。また、ワークショップで講義室外へ出るときは、担当教員の許可を得るとともに、安全に注意して下さい。
教科書 『知へのステップ(第3版)』学習技術研究会 編著(くろしお出版)
※ 前期使用教科書
参考文献及び指定図書 なし
関連科目 社会参画入門・応用・実習2・演習、人間力概論ほか、すべての科目
オフィスアワー
授業の目的 社会や企業では、様々な価値観・キャリアを持った人々が連携・協力、意見を交わしながら、仕事を進めたり、問題解決したりするのが通常です。本実習では、学科の異なる学生でチーム活動を行い、社会で必要な人間力、社会人基礎力(特にチームで働く力の基礎)の向上を図ることを目的に、学内の施設や資源を活用しながら特定のテーマに対してチームで問題点の整理や根拠のある提案など各課題に取り組みます。本実習を通じて、人間関係形成能力を確固たるものにしていきます。
授業の概要 効果的に人間力、社会人基礎力を高めるため学部混成のチーム編成によるワークショップを10回実施します。
ここでは、学内施設の改善運営計画などチーム毎にテーマを設定し、チーム活動での他人との関わりによってコミュニケーション能力を向上させたり役割分担すること、企画立案のための現地調査や図書館・インターネットによる情報収集、企画書の作成方法、時間管理による規律性、最終発表によるプレゼンテーション能力などを活動の進行を追って磨いていきます。

【キーワード】
チーム活動、交流、コミュニケーション力、思いやり、情報収集力、時間管理、プレゼンテーション、文章力、社会人基礎力
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回(10/01) 担任授業(1)
 ■ガイダンス ■担任活動 ■履修再指導

○第2回(10/15) 担任授業(2)
 ■プレゼンテーションの基本スキル

○第3回(10/22) 担任授業(3)
 ■わかりやすいプレゼンテーションのために

○第4回(10/29) ワークショップ(1)
 ■テーマ決定 ■チーム編成 ■自己紹介 ■テーマ内容整理(KJ法など)

○第5回(11/05) ワークショップ(2)
 ■フィールドワーク(情報収集) ■活動内容整理(分析)

○第6回(11/12) ワークショップ(3)
 ■フィールドワーク(情報収集) ■活動内容整理(分析)

○第7回(11/19) ワークショップ(4)
 ■フィールドワーク(情報収集) ■活動内容整理(分析)

○第8回(11/26) ワークショップ(5)
 ■中間発表 ■振り返り ■アイデア整理

○第9回(12/03) ワークショップ(6)
 ■アイデア整理 ■レジュメ作成

○第10回(12/10) ワークショップ(7)
 ■レジュメ作成 ■口頭発表準備

○第11回(12/17) ワークショップ(8)
 ■口頭発表準備 ■レジュメ作成

○第12回(01/07) ワークショップ(9)
 ■口頭発表準備 ■レジュメ提出

○第13回(01/15) 合同ワークショップ(プレゼンテーション) ※講義日注意
 ■最終口頭発表

○第14回(01/21) 担任授業(4)
 ■日本語プレースメントテスト

○第15回(01/28) 担任授業(5)
 ■振り返り ■面談

※ 担当教員によって、講義の進度・順序・内容が異なります。
○毎回
■情報の整理及び追加収集
■報告書記載内容の整理
授業の運営方法 担当教員単独による授業と、学部を超えた合同クラスによるワークショップ授業(各クラスの教員が共同で担当)を組み合わせて実施します。詳細は、担当教員がその都度説明します。
備考 ワークショップでは、成果物としてチームでレジュメの提出と最終の口頭発表を求めます。レポート作成方法など不明な点は、授業時間外でも都合の良い時間に遠慮なく質問して下さい。また、授業時間外のレポート作成、ワークショップなどは、人間力育成センター多目的ルームなどの学内施設を活用して下さい。
学生が達成すべき到達目標 (理想的な到達レベルの目安: S評価相当)
・チーム活動(主体性、働きかけ力、情況把握力):チーム活動に進んで積極的に取り組むことができ(主体性)、目的に向かってチームの人々を動かしていくことができる(働きかけ力)。また、自分がどのような役割を果たすべきかをすぐ理解することができる(情況把握力)。
・コミュニケーション力(発信力、傾聴力、柔軟性、相手を思いやる力):チームのメンバーや調査対象者など関わりのある人に、思いやりの心で接することができ、自分の意見を理解してもらい、的確に伝えることができる(発信力)。また、相手の話や意見を引き出して聴くことができる(傾聴力)。さらに、相手の意見や立場を尊重し、理解することができる(柔軟性)。
・情報収集・編集力(情報スキル、課題発見力):適切な媒体を用いて必要な情報を抽出し、テーマについての問題点や課題を明らかにできる(課題発見力)。
・時間管理(規律性):無遅刻、無欠席で授業に参加できる。また、レポート、プレゼン資料の準備など求められたものを期限までに提出できる。
・文章力:自分たちの活動成果を、理路整然とわかりやすく記述できる。
・プレゼンテーション力(情報スキル、発信力):自分たちの活動成果を、適切な資料などを用いてわかりやすくプレゼンできる。

(標準的な到達レベルの目安: C評価以上)
・チーム活動(主体性、情況把握力):チーム活動に取り組むことができ(主体性)、自分の役割を果たすことができる(情況把握力)。
・コミュニケーション力(発信力、傾聴力、相手を思いやる力):チームのメンバーに、思いやりの心で接することができ、自分の意見を理解してもらうことができる(発信力)。また、相手の話や意見を聴くことができる(傾聴力)。
・情報収集力(情報スキル):教員など他者のアドバイスにより、適切な媒体を用いて、必要な情報を抽出できる。
・時間管理(規律性):ほぼ無遅刻、無欠席で授業に参加できる。
・文章力:自分の責任範囲の成果が記述できる。
・プレゼンテーション力(情報スキル、発信力):自分の責任範囲の発表ができる。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート 50
成果発表 15 最終成果発表会のプレゼンテーションを評価します。
作品
その他 35 授業に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。チーム内でのコミュニ
ケーションに積極的に取り組んだ場合も評価の対象とします。
合計 100