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教育・研究

【情報メディア学科】地元新聞サイトの動画チャンネルに作品紹介

「動物たちの行方~おおいた動物愛護センターの活動~」
昨今の猫カフェや動物を題材にしたバラエティー番組の人気で、ペットブームが続いている。一方で飼えなくなったペットが野生化する現象も相次いでいる。この野生化した動物たちが?殖を繰り返し、ゴミを漁るなど私たち人間への影響が大きくなってきた。県と大分市はこうした負のサイクルを無くす為、「おおいた動物愛護センター」を昨年2月に開所した。
この施設では大量繁殖してしまった野良猫や飼い主が見つからない子犬などを一時的に引取り、毎週末に譲渡会を行っている。動物たちの命を救いたいと思う多くの人々がこの譲渡会を訪れる。ここで救われた犬、猫は一年間で400頭近くに及ぶ。一方で、引き取り手の無い猫2000頭と犬200頭が殺処分されている現実がある。公務員獣医師でもある佐伯久所長は、「救える命より殺される命の方が多いことが非常に悔しい。これ以上殺処分される犬や猫を減らすためにも譲渡会やイベントなどで普及啓発活動に取り組んでいきたい」と訴える。

今回企画した工学部情報メディア学科4年 高木 結萌さんのコメント
取材を通して「殺処分」という現実を知り、この動画ニュースを制作しようと考えました。どうかたくさんの人に、動物たちの命の尊さを知っていただきたいと切に願うばかりです。

大分合同新聞サイト GATE Ch「地域の芽、学生の目 NBUビデオ通信」 https://www.oita-press.co.jp/movie/nbu/2020/04/20200401