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教育・研究

【情報メディア学科】地元新聞サイトの動画チャンネルに作品紹介

大分合同新聞サイトの動画ニュースチャンネルに、工学部情報メディア学科メディアデザインコースのゼミ生を中心として作成した動画コンテンツが掲載されています。

「豊肥本線全線開通~4年の月日を経て~」

今回企画した工学部情報メディア学科3年 木下 広天さんのコメント
 熊本出身の私が大学へ入学した約3年前は、車で大分に入った。なぜなら豊肥本線が全面開通をしていなかったからである。以来、帰省の際には車を使用していたが、2020年8月に豊肥本線が全線開通したと聞きうれしくなった。今まで列車で移動することを待ち望んでいたからである。そもそも2016年の熊本地震から何故4年間も不通となっていたのか? こんな疑問から今回のニュースの企画をしたのである。
 実際に南阿蘇村立野地区の大規模な斜面崩壊現場に行ったのは初めてだった。崩壊の規模は長さが約700m、幅約200mにわたり、線路や国道、阿蘇大橋が見る影もなくなっていることを一目で理解した。この斜面の安全対策に国や県がまず3年の歳月をかけて整備をした後に、JR九州の線路復旧工事が始まった。そのため、全線開通まで4年もの月日がかかったと線路復旧現場責任者から話を聞き、全てが納得出来た。
 豊肥本線からは、とても良い景色が見られる。特に阿蘇の雄大な姿は晴らしい。しかし、阿蘇の山並みは気まぐれで、私たちが撮影に出かけると頂上を雲で隠し、完全な姿をなかなか撮らせてくれない。豊後大野市や竹田市の沿線でも良い撮影スポットを発見し、都合20回ほど列車の撮影に通うこととなった。特に阿蘇でドローンショットが撮れた時は、気分が高揚した。このニュース映像が、多くの人にとって豊肥本線での旅へのきっかけになれば幸いだ。


大分合同新聞サイト GATE Ch「地域の芽、学生の目 NBUビデオ通信」 https://www.oita-press.co.jp/movie/nbu/2020/11/20201111