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教育・研究

【情報メディア学科】地元新聞サイトの動画チャンネルに作品紹介

大分合同新聞サイトの動画ニュースチャンネルに、工学部情報メディア学科メディアデザインコースのゼミ生を中心として作成した動画コンテンツが掲載されています。

地域の誇り「津久見みかん」
今回、演出を担当した工学部情報メディア学科4年 岩下 千里さんのコメント

津久見市はみかんが有名で、市のマスコットキャラクターがみかんをモチーフにした「つくみん」であったり、JR津久見駅にはみかんのベンチが設置されていたりする。地域ぐるみで愛される津久見みかんを紹介したく、ニュースを制作した。
まず驚いたのが、現存する中で日本最古の柑橘類である「尾崎小みかん先祖木」が津久見市にあるということだ。尾崎小みかん先祖木の所有者・川野直行さんを取材した。津久見市は、山の斜面を生かして段々畑で栽培することができ、みかん作りに最適な土地だという。日当たりが良い環境で育ったみかんは糖度が高く、頂いた尾崎小みかんのおいしさに感動した。しかし、高齢化によってみかん農家の減少が課題となっている。
そんな現状を受け、「もっとみかんを身近に感じてもらいたい」との思いで「シトラス祭り」が開催されている。シトラス祭りではみかんを使った競技が行われ、子どもから大人まで楽しむ様子が印象的だった。主催するNPO法人「まちづくりツクミツクリタイ」の上薗怜史さん「みかんに触れるきっかけとなってもらえればうれしい」と語っていた。

このニュースの制作を通して、津久見みかんは単なる特産品ではなく、地域の誇りなのだと感じた。津久見みかんの魅力を知っていただき、冬季はぜひみかんを味わいながら、この地に思いを馳せてもらいたい。


→大分合同新聞サイト GATE Ch「地域の芽、学生の目 NBUビデオ通信」 https://www.oita-press.co.jp/movie/nbu/2025/01/20250108