日本文理大学は「人間力教育」を推進し、「世界を見つめ、地域で輝くグローカリストの育成」を目指しています。
既存の価値観に捉われることなく、様々な地域を学び場として捉える。たとえどんな小さなコミュニティであっても、自分の役割を認識しながら、社会のために真剣に考え抜く。たくさんの「経験」を積み重ねることが、新しい時代に生きる糧となるのではないでしょうか。
大分県では“おおいた地域連携プラットフォーム(産官学の協働組織)”が立ち上がり、行政・産業界・高等教育機関が協働で「地域に必要な人材を地域の教育力で育てる」という取り組みが本格的にスタートしました。
2023年4月には41年ぶりに新学部「保健医療学部」を開設し、「工学部」・「経営経済学部」との3学部体制となりました。今後も引き続き、学部・学科の壁を越えた協働の研究活動やプロジェクトを推進するとともに、地元産学界と連携した人材育成や共同研究に積極的に取り組んで参りたいと考えています。
『大学は人格形成の道場である』という創始者の教えのもと、教育・研究・社会貢献・スポーツ・文化など様々な活動において、学生は教員とともに未知なるものに挑戦し、新しいモノやコトを創り上げていくことを学びます。
一人ひとりが、最初に感じた小さな疑問や可能性の種を社会的に意義ある課題へと発展させる。それを解決するためにさらに知識や技術を磨くことで人間力が養われます。
地域の未来を創る架け橋となるべく、今後も地域に根ざした高等教育機関として、確かな人間力を身につけた人材を社会に還元していく所存です。本学の教育研究活動にご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
大分県出身。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。1975年株式会社岩田屋に入社。営業、販売促進、人事・総務、子会社再建、大型商業ビル開発など幅広く職務を経験。国内コンサルタントファームに転職後、組織活性・人材育成に携わる。その後、株式会社ピエトロ他での上場業務経験を経て人材育成事業を起業。2011年4月より日本文理大学経営経済学部経営経済学科教授。経営経済学部長、副学長を歴任の後、2021年4月より日本文理大学大学学長に就任。