NBU日本文理大学

教学IR

インスティテューショナル・リサーチ(IR)、教学IR

Institutional Researchの略。高等教育機関において、機関に関する情報の調査及び分析を実施する機能又は部門。機関情報を一元的に収集、分析することで、機関が計画立案、政策形成、意思決定円滑に行うことを可能とさせる。また、必要に応じて内外に対し機関情報の提供を行う。教学に関する部分について「教学IR」として取り扱っている。
(「教学マネジメント指針」用語解説)

教学IR体制

本学では、大学事務本部教育推進担当に教学IR部門を設置し、業務を取り扱っている。

  • 組織図
  • 学校法人文理学園事務組織の職務及び事務分掌規程(抜粋)
    第20条 大学事務本部教育推進担当は、次の事務をつかさどる。
    (8) 教学IR(インスティテューショナル・リサーチ)に関すること。

教学IRに関する分析事例紹介

  • 入学前課題とプレースメントテストの関連性の検証
    • ・入学前課題とプレースメントテストの関連性を分析。
    • ・入学前に実施する基礎学力テストとプレースメントテストの結果から基礎学力講座の運用方法を検討し、学生の学力向上の改善を提案。
  • 入学者選抜区分別の分析による入試改革
    • ・新入生アンケート、プレースメントテスト、PROGテスト、単位取得数、GPA、退学者数、就職率等多面的な分析を通して入試制度改革、それぞれの入試区分(総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜など)の妥当性の検証。
  • 入授業満足度向上の取組み
    • ・入学前課題とプレースメントテストの関連性を分析。
    • ・学期ごとでの受講アンケート(授業評価アンケート)を分析。
    • ・FD研修会で結果報告し改善提案。
    • ・受講アンケート問題点の確認と解決策を模索し、満足度向上を実現。
  • DP達成度向上の取組み
    • ・卒業生アンケートよりディプロマ・ポリシー達成度調査を実施し達成状況を分析。
    • ・学科別で分析を行い教学マネジメント委員会で全てのポリシーを検証し改善提案。
    • ・経年分析を実施し、カリキュラムの見直しや組織改革などの各種施策に反映。