NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 プログラミング基礎(Computer Programming Basics)
担当教員名 赤星 哲也、濱田 大助、坂井 美穂、吉森 聖貴
配当学年 1 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 1
履修上の注意または履修条件 この科目で学習する内容は以後履修するプログラミング、ソフトウェア関連科目の基礎となる大切な内容が数多く含まれています。理解を確実なものとするために、プログラムソースは自ら入力し、また、授業以外の予習復習の時間を通して、教科書に掲載された例題を試してみることを勧めます。
受講心得 学科で指定したポータブルHDDを毎時間、必ず持参すること。このポータブルHDD内に仮想マシンとしてLinuxOS(Ubuntu)を導入し、プログラミング演習を行います。
教科書 「初めてのコンピュータサイエンス」
 著者:Jennifer Campbell他 翻訳:長尾高弘 出版社:オライリージャパン ISBN:978-4873114637 出版年:2010年7月
参考文献及び指定図書 (書籍)
「みんなのPython 改訂版」
  著者:柴田淳 出版社:ソフトバンククリエイティブ ISBN:978-4797353952 出版年:2009年4月
「Pythonチュートリアル 第2版」
 著者:Guido van Rossum 出版社:オライリージャパン ISBN-13: 978-4873114422 出版:2010年2月
「初めてのPython 第3版」
 著者:Mark Lutz 出版社:オライリージャパン ISBN-13: 978-4873113937 出版年:2009年2月
「Pythonで学ぶプログラミング作法」
 著者:Alan Gauld 出版社:ピアソンエデュケーション ISBN-13: 978-4894714014 出版年:2001年9月


(月刊誌)
「日経ソフトウェア」 
  ※NBU大学図書館・情報検索サービス「日経BP社記事検索サービス」を用いて閲覧可
                {http://bizboard.nikkeibp.co.jp/daigaku/}


(サイト)
「Python Programming Language -- Official Website」 {http://www.python.org/}
「Python Japan User's Group」 {http://www.python.jp/Zope/}
関連科目 (併修科目)
情報処理B
(後修科目)
プログラミング1、プログラミング2、アルゴリズムA、アルゴリズムB
(先修・後修に関係なく関連性の高い科目)
知的システムA、知的システム演習A、知的システムB、知的システム演習B、情報システム1、情報システム2、アルゴリズム演習A、アルゴリズム演習B、メディア処理2A、メディア処理演習2A、メディア処理2B、メディア処理演習2B
オフィスアワー
授業の目的 この科目は、プログラミングの入門科目として位置づけられます。
この科目の到達目標は、プログラミング言語を用いて小規模なプログラム(ソースコードにして数十行程度のプログラム)を独力で作成できるようになることです。
授業の概要 プログラミング経験のない学生でも無理なくプログラミング技術を習得できるように、プログラミング初級程度の知識・技術内容について、パソコン演習を通して学習します。また、あわせて、情報システムコースの多くの科目で利用されているLinuxOS(Ubuntu)の操作方法についても学習します。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 スタートアップ

○第2回 プログラミングとは
プログラミングとは何かについて説明します。また、この科目の目的、到達目標、学習内容、学習方法(受講心得)について説明します。

○第3回 LinuxOS(Ubuntu)の導入(1)
各自で用意したポータブルHDD内に、仮想マシンとしてLinuxOS(Ubunt)を導入する作業を行います。

○第4回 LinuxOS(Ubuntu)の操作
LinuxOS(Ubuntu)の基本的な操作方法を学習します。

○第5回 プログラミング言語「Python」入門
この授業で使用するプログラミング言語「Python」について紹介します。

○第6回 文字列
代表的なデータ型の1つある「文字列」扱い方について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第7回 モジュール
プログラムは小さな単位(関数)に切り分け、これを1つのファイルとしてまとめておくことで、プログラムの開発効率を向上させることができます。この機能を「モジュール」といいます。この回では「モジュール」について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第8回 リスト
複数の値を処理する場合に便利な「リスト」(配列)について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第9回 if文
プログラムの流れを制御するしくみの1つである「if文」について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第10回 for文
プログラムの流れを制御するしくみの1つ、「for文」について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第11回 while文
プログラムの流れを制御するしくみの1つ、「while文」について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第12回 ファイル処理
ファイルを読み書きする方法について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第13回 集合と辞書
複数の値を処理する場合に便利な「リスト」(配列)とは別に、Pythonには独自のデータ型として「集合」、「辞書」のデータ型が用意されています。この2つのデータ型について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第14回 関数と例外処理
プログラムの処理をまとめて記述しておき、何度も再利用可能にする「関数」と、エラーが生じた際にプログラムの処理を制御できる例外処理について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第15回 GUI
この回では、Windowsのような対話的なユーザーインタフェース(GUI)のプログラミング方法について、簡単なプログラムを作成しながら学習します。

○第16回 期末試験
この科目で扱った知識項目の理解度を問うために、期末試験を行います。
○第2回
配付資料
演習時間 60分

○第3回
配付資料
演習時間 60分

○第4回
配付資料
演習時間 60分

○第5回
配付資料
演習時間 60分

○第6回
配付資料
演習時間 60分

○第7回
配付資料
演習時間 60分

○第8回
配付資料
演習時間 60分

○第9回
配付資料
演習時間 60分

○第10回
配付資料
演習時間 60分

○第11回
配付資料
演習時間 60分

○第12回
配付資料
演習時間 60分

○第13回
配付資料
演習時間 60分

○第14回
配付資料
演習時間 60分

○第15回
配付資料
演習時間 60分
授業の運営方法 プログラミング演習を中心に授業を行います。
備考 プログラミング言語「Python」は、(1)覚えることが少ない、(2)文法(構文)が簡潔、(3)インタプリタ形式のため実行手続きが容易、(4)フリーソフトウェアとして無償で入手できる、(5)WindowsをはじめLinuxやMacOSなどの多くのOS上で利用できるといった特徴があり、プログラミング入門には最もふさわしいプログラミング言語の一つです。
学生が達成すべき到達目標 この科目は皆さんが次の目標を達成できることをめざしています。授業時はもちろん、授業時間外の予習復習を通して、これらの目標が達成できるように学習を進めてください

①プログラミングの基本的な知識を理解する。
②プログラミングに必要な基本的なパソコン操作ができる。(テキストエディタの基本操作、ファイル管理の理解、Windows/Linuxの基本操作を含む)
③Python言語を用いて簡単なプログラムを作成できる。
④アルゴリズムの図的表現(フローチャート)を読むことができる。
⑤プログラミングに興味を覚える。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 50 授業で扱ったプログラミングの基礎知識・技術が理解できているか、試験を行います。
小テスト
レポート 45
成果発表
作品
その他 5 授業に欠席したり遅刻・早退せず意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。 

合計 100