社会の動向を的確に捉えて、その変化に対応しながら、未来を読む発想力と 行動力を養い、人と地域、そして世界を支えられるキーパーソンへ。
地域社会の中で少子化問題はより深刻なものになっており、特に子育ての支援は、少子化問題に大きな影響を与えています。子育てに地域社会やこども園・保育所がどのように関わっていくのか、福祉の視点から幅広くアプローチしていきます。
地域が抱える問題を発見し、理解するには、現場に出向き自分の肌で感じ、そこに住む方々と直接コミュニケーションをとることでしか実現できません。フィールドワークによる実践的な学びを通じて、論理的・合理的・効果的な計画を提案できる力を養っていきます。
人を育てることで、社会に貢献したいと考えている人も多いと思います。NBUでは、高校・中学校・幼稚園・保育園の教員免許状の取得が可能です。
ICTを駆使して、集積した消費者の行動データを数値化・分析することで、消費者ニーズや様々な課題を発見することができます。現場で得られるデータから、まちづくりや店舗開発、新商品・サービスの企画を導き出すことで、新しい未来を創り出します。
経営や経済分野を学ぶということは、人や企業が行なう社会活動そのものを学ぶということです。そのため、刻一刻と変化していく世の中に合わせて、学ぶ内容も変化していきます。NBUでは、そのような変化に対応したカリキュラムを柔軟に構成していくことで、多様な学びを実践し、多彩な進路を実現しています。
人と人との関わり方が変われば、企業の組織状態も変化し、経営に大きな影響を及ぼすこともあります。より良いコミュニケーションを追求することは、まさにビジネスそのものです。企業が活性化すれば、私たちの暮らしもより豊かになります。また、今の私たちにとって重要なコミュニケーションツールであるSNS。SNSを通じて行われる様々なコミュニケーションによって、商品のイメージや消費者の購買意欲が変化していくため、SNSの利活用がビジネスでの成功のカギを握っています。
データ社会では、従来から大切にされている「勘や経験」に加えて、「データ」を活用して、課題を解決していくことが重要です。この先、「AI(人工知能)」や「ビッグデータ」は私たちの暮らしに大きく関わってきます。データ社会をどう生きるか、どう向き合い、どう活用していくかを考え、そのスキルや感性を磨いていきます。
スポーツを「する側」ではなく、「見る側」・「支える側」から捉えます。政治・経済・社会・文化・生活のあらゆる側面と関わり合う現代社会の重要なキーワードとして、その可能性を広げていくアイデアを模索していきます。
実際の企業の売上高などの数値情報から、経営の実態を把握し、課題解決に向けた提案を行う実践型教育を推進。立案した経営戦略は、財務諸表や競合企業の情報なども踏まえたリアルな内容で、モデルにした企業の担当者にプレゼンテーションをし実践力を養います。
専門分野だけでなく、社会に関わる幅広い分野を学べることがNBUの魅力です。大学に入学して最初に受けたNBU独自の「人間力概論」という科目では、自分に必要な力や、その力を社会でどう生かすのか、そのために必要な学びや経験について考えるきっかけにもなりました。NBUは、経済や経営に興味がある人はもちろんですが、自分自身が社会にどう関わっていくかを常に考えるきっかけを与えてくれることも魅力です。高校を卒業した時には、将来が漠然としていましたが、NBUでの幅広い学びを通じて、今では自分が何をしたいのか、明確になっています。
宮崎県/県立高千穂高校 出身
村中 ゆま (2024年3月卒業)
経営や経済は、どのような分野にも必要で、応用できる学問だと思います。NBUの経営経済学科は2年次から専門コースに分かれますが、1年次では専門コースに関連する様々な講義を受けることができ、じっくり将来を考える時間を持つことができます。それまでは目を向けることがなかった分野も現代社会の問題と関連づけて学べる講義が多く、社会や経済の目まぐるしい変化に対して深く、柔軟に思考できるようになりました。また、資格取得を目指す場合は、各専門分野の先生がやさしく熱心にサポートしてくれますし、進路開発センターではエントリーシートから面接対策まで丁寧にアドバイスしてくれるので安心です。
熊本県/県立菊池高校 出身
西山 蓮穏 (2024年3月卒業)
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※就職率は、2019年度〜2023年度卒業生の「内定者÷就職希望者」で算出しています。
社会環境や消費者ニーズの変化に伴って求められる人材は刻々と変わっていきます。本学科では、時代に合致したコースを開設。社会や企業に求められる知識や能力が身につくカリキュラムを編成しています。
1年次では各コースの入門科目を履修し、幅広く基礎知識を身につけていきます。その学びをきっかけに、自分の興味や将来の目標をじっくり考えて、2年次に志望コースを選択します。
同じ「経営」「経済」の学問系統でも、大学によってその学ぶ内容は大きく異なります。NBUでは「理論」ではなく「実践」にウエイトを置いた教育を推進。地域や企業と連携し、実践的な学びの中で、現場に通じる力を養います。
社会は複雑に変化しています。それに伴い、幅広い知識が求められています。本学科では、所属コース以外の科目も柔軟に履修が可能。自分の目標に合わせて様々な科目を組み合わせることで、人とは違う新しい可能性を拓くことができます。
経営経済分野で学ぶことは、今の社会に直結するため、それぞれのコースで専門性を身につけた卒業生は、多種多様な業界・企業に就職していきます。実践教育で養った発想力や行動力、コミュニケーション力はあらゆる分野に通用する強みになります。
「組織コミュニケーションの促進」について研究しています。企業には、様々な専門の部署があり、多様な人とのコミュニケーションが必要となります。私の研究室では、ICTツールを活用し企業内でのコミュニケーションを活性化させるにはどうすればよいかを研究しています。多様な知識や経験を持つ人たちが出会い交わることで、新しい発想が生まれます。コミュニケーションツールの活用方法や情報・知識の共有方法を考えることは、社会のイノベーションを促進させるために重要な研究なのです。
研究分野:経営組織/マーケティング
阿部研究室
日本の都市システムについて研究しています。例えば、少子高齢化、コロナ禍で加速したデジタル化の動き、働き方改革による労働環境の変化などの様々な社会変化を背景として「日本の都市システムがどのように変化しているのか」を、地方拠点都市における企業の本社・統括支所・支所の立地動向などを観点として、明らかにしていきます。この研究で企業の立地の意義や都市と都市の関係性などを紐解くことで、地域経済の発展に必要な産業政策を考えるサポートになると考えています。
研究分野:地域政策/産業政策
亀井研究室
データサイエンスは,様々な問題・課題に対して、従来の「経験や勘」に加えて「データ」をうまく活用して解決しようとする研究分野です。この研究はデータを学習して知識を蓄積するAI(人工知能)の発展にも大きく寄与しています。また、蓄積された膨大なデータ(ビッグデータ)から新たな知見を見出し,新しいビジネスモデルを生み出すことも重要な研究テーマの一つです。IoTで様々なモノ・コトが繋がり、多種多様なデータが自動的に収集・蓄積されていきます。このような時代にデータサイエンスは身につけておくべき素養なのです。
研究分野:データサイエンス
衛藤研究室
会計学の観点から主に電力会社の会計制度や原子力発電所の廃炉問題などについて研究しています。東日本大震災以降、電力会社を取り巻く経営環境は大きく変化しました。電気は誰もが必要とする社会インフラであり、公益性の高い電力事業を営む電力会社の会計制度は、電気料金のかたちで一般消費者にも影響します。本研究室では、実社会の課題について数値的に分析し、ものごとを多角的に視ることのできる能力を培っていきます。
研究分野:会計学/財務会計/経営分析
吉本研究室
スポーツ組織のマネジメントに関する研究を行っています。プロスポーツ、部活動、行政、企業、NPO、地域スポーツなど様々な形態があり、組織に合ったマネジメントが必要です。例えばプロスポーツには、チーム自体を勝利に導くマネジメントはもちろん、チームを保有している企業が維持発展していくためのマネジメントも必要となります。企業の財務状況が悪ければチームは消滅し、リーグ運営自体が危ぶまれることもあります。現在多くのプロスポーツリーグが誕生しているなか、新たなマネジメントの構築が求められています。
研究分野:スポーツマネジメント(スポーツ経営学)/スポーツ産業
竹田研究室
地域社会で子育てをしていくための支援のあり方について研究をしています。社会問題のひとつである少子化を解消していくためには、まず親が子育てを楽しいと思える社会の形成が必要になります。「孤育て」「ワンオペ育児」などが現実問題としてあるなかで、地域社会やこども園・保育所などがどのような役割を担うべきなのか、調査・研究に取り組みます。また、社会福祉士や幼稚園教諭・保育士資格の取得に向けたサポートも行い、福祉のスペシャリストを育てます。
研究分野:地域福祉/子育て支援
河村研究室