NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 経済学入門(Introduction to Economics)
担当教員名 森田 和子
配当学年 1 開講期 後期
必修・選択区分 必修 単位数 2
履修上の注意または履修条件  はじめて経済学を学ぶ学生が対象です。特別な予備知識は必要としません。
受講心得   出席を重視します。毎回出席をとります。
教科書  「キーワード経済学入門」 河村・高屋・阿部共著(嵯峨野書院)
参考文献及び指定図書  完全体系 経済学事典 長谷田彰彦編(富士書店)
関連科目  日本経済事情、国際経済事情
オフィスアワー  木曜4限を予定しています。
授業の目的  経済学を初めて学ぶ学生が、現代社会において観察される経済現象並びにその背景にある経済社会の問題を知り、経済学の理論を用いた説明を通して経済現象への体系的な見方を養うことを目的とします。
授業の概要  経済学の基礎を段階的に学んでいけるように作成したプリントにもとづいた授業です。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 イントロダクション  なぜ私たちは経済活動を行うのか。
○第2回 経済学研究の歴史  3大経済学者、アダム・スミス、マルクス、ケインズを中心に経済学の研究の歴史をたどる。
○第3回 経済学の基本用語  財・サービス、貨幣、市場について。
○第4回 市場を通じた経済循環  企業と家計の行動。需要と供給。
○第5回 ミクロ経済学の基礎(1)  需要曲線と供給曲線の導出。
○第6回 ミクロ経済学の基礎(2)  需要量の変化と需要曲線の変化。
○第7回 ミクロ経済学の基礎(3)  さまざまな需要曲線と供給曲線。
○第8回 マクロ経済学の基礎(1)  マクロで経済をとらえる。GDPとは何か。
○第9回 マクロ経済学の基礎(2)  景気循環と好況・不況の問題。ケインズ理論の登場。
○第10回 マクロ経済学の基礎(3)  マクロでみた所得・消費・貯蓄・投資。 
○第11回 マクロ経済学の基礎(4)  インフレーションとデフレーション。失業と雇用の問題。
○第12回 政府部門の役割  現代経済における政府の役割。市場の競争と政府。
○第13回 国際経済学(1)  国際間の取引はなぜ行われるのか。自由貿易と保護貿易。
○第14回 国際経済学(2)  国際金融論。国際収支と外国為替。
○第15回 全体のまとめ  持続可能な発展のために。 人口、資源、環境問題からの提言。
○第16回 期末試験  授業のプリントを参考に、客観問題、論述問題に解答。
 予習、復習は特に必要としません。各回の授業の中で集中して勉強しましょう。
授業の運営方法  経済学の重要テーマをわかりやすく講義。毎回、授業内容のプリントを配布します。
備考
学生が達成すべき到達目標  経済学の基本的な専門用語と理論の枠組みが理解でき、経済学的視点から日常の経済現象を考えることができるようになることを目標とします。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 70 ①講義で学んだ基本事項を理解しているかどうか。
②身近な経済現象について理解し、経済学的視点から概要を論述できるかどうか。
小テスト
レポート
成果発表
作品
その他 30 ①授業への出席。講義内容のノート。 ②配布された資料を整理・管理し、復習、試験の準備に役立てる。
やむを得ぬ事情で授業を欠席したときは、プリントに自分で勉強して後日提出することで勉強をおぎなう。
合計 100