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教育・研究
シラバス情報
平成24年度
経営経済学部経営経済学科
詳細
シラバス情報
注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「
UNIVERSAL PASSPORT
」で詳細をご確認下さい。
科目名
システム分析論(System Analysis)
担当教員名
本村 裕之
配当学年
3
開講期
前期
必修・選択区分
選択
単位数
2
履修上の注意または履修条件
受講心得
出席状況を直接の評価基準とするわけではありませんが、遅刻と欠席による授業内容の把握の遅れは、そのまま、課題提出の困難さを招きますので注意してください。
教科書
Mathematica方法と応用
サイエンティスト社 W.グレイ著、小島順監訳
参考文献及び指定図書
関連科目
統計学、統計理論、経済数学、マクロ経済学、国際経済学、データ解析A、データ解析B、プログラミング言語、プログラミング入門、情報システム論、システム分析論、データベース論、マーケティングリサーチ
オフィスアワー
授業の目的
オブジェクト指向は、社会や組織でおきる現象をモデル化する考え方といわれています。そのモデル化されたものがオブジェクト世界と呼ばれ、様々な分野で現実を表現する意味データモデルとして運用されています。
システム分析論では、このような考え方を記述するツールとして普及してきたオブジェクト言語を理解し、システム開発にオブジェクト指向設計を適用するために必要な思考法や技術と、その実現のための環境設計であるオブジェクト指向設計方法論について学習します。
授業の概要
コンピュータを用いた座学だが、実習の意味合いが強い。
授業計画
学習内容
学習課題(予習・復習)
○第1回 システム分析概論
システム分析では、コンピュータや数学を道具として有効に使うことを学びます。第1回は、システム分析の方針、目的、目標について説明します。
○第2回 Mathematicaの基礎
Mathematicaは、方程式や関数を視覚的に捕らえるために、非常に有効なアプリケーションです。実際に触れてみて、何ができるか、何ができそうかをイメージしてもらいます。
○第3回 Mathematicaの基礎II
第2回に引き続き、Mathematicaの有効性を確かめます。中学、高校時代、苦手であったであろう数学を、道具として使いこなすために、鉛筆とコンパスを、マウスとキーボードに持ち替えて、関数を考えます。
○第4回 手続き型プログラミングとオブジェクト指向プログラミング
オブジェクト指向の考え方を学ぶために、現在もプログラムのメインストリームとなっている手続き型プログラムについて概観し、その考え方を理解します。
○第5回 オブジェクト・メソッド・クラス
オブジェクト指向の考え方を理解するために、その構成要素であるオブジェクト・メソッド・クラスについて学習します。
○第6回 プログラムの入力
基本的な演算子やアルゴリズムを使って、プログラミングの考え方を見ていきます。
○第7回 関数
因数分解や方程式の根を求めるような、あらかじめ組み込まれている関数やオプションを使って、数学に対する考え方を改めていきます。
○第8回 グラフの作成
PlotやPlot3Dといった関数を使って作図を行い、「目で見る数学」を学んでいきます。
○第9回 数学基礎
高校まででは学んでいないかもしれない、線形代数(行列)について学びます。
○第10回 数学基礎II
第9回に引き続き、線形代数についてみていきます。線形代数は、経済学を考えていく際にも強力な武器となりえます。ここでその使い方を覚えておきましょう。
○第11回 1次変換
線形代数を空間図形に利用する典型が、1次変換です。Mathematicaを使って、簡単なアニメーションまで作ってみましょう。
○第12回 継承
継承(Inheritance)はオブジェクト指向の最も重要な概念のひとつです。あるクラスの属性や振る舞いを、別のクラスへ引き継ぐこと継承です。親たちから子供へと遺伝的な要素が伝わっていくイメージで理解しましょう。
○第13回 多態性
多態性(多様性:Polymorphism)は、継承と並ぶ、オブジェクト指向の重要な概念のひとつです。異なるいくつかのオブジェクトが、要求された同じメッセージ(メソッド)に対し、それぞれの回答を返す、というイメージで理解しましょう。
○第14回 オブジェクト指向プログラミング
オブジェクト指向(的)なプログラムを考えて行きます。
○第15回 オブジェクト指向プログラミング2
前回に引き続きオブジェクト指向プログラミングについて考えて行きます。
○第16回 期末試験
期末試験を実施し、年間の評価を行います。
授業の運営方法
備考
学生が達成すべき到達目標
評価方法
評価の割合
評価の実施方法と注意点
試験
60
小テスト
レポート
40
成果発表
作品
その他
合計
100
―