NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 外国為替論B(Theory of Foreign ExchangeB)
担当教員名 福田 有序
配当学年 3 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 原則として前期・後期を続けて受講すること。特に後期は前期の一般論の知識を習得したものとして講義を進めるので注意のこと。    
受講心得 毎日の新聞やテレビの外為情報、経済情報に関心を持ち関連知識を深めること。
授業中の私語を厳禁します。    
教科書  プリント配布
参考文献及び指定図書
関連科目  国際金融論
オフィスアワー
授業の目的 後期は外国為替全般についての基礎知識を修得するとともに、具体的な事例、資料を交えながら学び、将来外国為替関連業務に携わる場合に有用な事項の修得を図ります。   
授業の概要 本講では、対顧客取引・銀行間取引の実態、持高操作等外国為替取引について理解し、為替リスクの種類とへッジ対策等為替操作とリスク管理、輸出為替、輸入為替と貿易金融、信用状と船積み書類等貿易取引と貿易金融、そしてビッグバンと外為法の改正、金融取引の国際化等金融の自由化と円の国際化等幅広い知識と現状理解を進めます。    
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回 「外国為替取引について」

第2回 「対顧客取引と銀行間取引」

第3回 「国際収支と外貨準備高」

第4回 「アウトライト取引とスワップ取引」

第5回 「為替リスク、相場リスク、流動性リスク、信用リスク」

第6回 「為替リスクの回避策」

第7回 「デリバティブ、オプション取引、ヘッジファンド」

第8回 「貿易の現状とWTO・自由貿易協定について」

第9回 「貿易取引の仕組と輸出・輸入取引」

第10回 「輸出入決済の方法、問題点」

第11回 「荷為替の仕組と荷為替手形」

第12回 「船積書類とトレード・タームズ」

第13回 「信用状の仕組と特徴」

第14回 「輸出金融と輸入金融」

第15回 「ビッグバンと外為法の変遷」
第6回
QUIZ(1)

第11回
期末レポートテーマ出題

第12回
QUIZ(2)

第14回
期末レポート提出
授業の運営方法 主に板書と配布プリントを活用しての講義方式で行ないます。
講義は理論のほか、実務や関連情報も適時交えて進めます。  
備考 金利・相場・債券価格等の計算実習のため必ず計算機を携帯すること。 
学生が達成すべき到達目標 (1)外国為替市場を中心とした国際金融市場での取引の仕組と意義を理解する。                  (2)市場リスクの把握・管理とその回避策を理解する。
(3)貿易取引の仕組と実務を理解する。
(4)理論から将来を予測した自己の考えを発表・議論する能力の習得。 
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト 30 履修した授業の内容を対象に2回実施。授業の理解度と経済状況について考える能力を評価します。      
レポート 60
成果発表
作品
その他 10 出席状況、意欲的な受講姿勢、授業での発表・発言を評価します。      
合計 100