NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 特別活動の研究(Extracurricular Activities)
担当教員名 橋口 泰宣
配当学年 3 開講期 後期
必修・選択区分 必修 単位数 2
履修上の注意または履修条件
受講心得 授業は教師と学生とが協働して創り上げるものです。毎回演習等を実施しますので、感じたこと、考えたこと、話し合ったことについて、プレゼンチェーションやライティングを通して、授業づくりに積極的に参画してください。   
教科書 なし
参考文献及び指定図書 適宜指示します。
関連科目 生徒指導、教育相談
オフィスアワー
授業の目的  科学技術の進歩は物質的な豊かさを生むとともに、高度な情報化、国際化、高齢化、価値観の多様化等社会の各方面に大きな変化をもたらしました。この中で、心豊かな人間の育成や自己教育力の育成は、今後の学校教育の重要課題となっています。特別活動は、この重要課題を受けとめていく学校教育の中で最も大切な領域であります。
授業の概要 特別活動の教育的意義は、集団活動を通して規律ある生活づくりと意欲的な学習の態度を形成する点にあります。授業では、新しい学習指導要領の総則及び特別活動編に則して、特別活動の意義、目標、内容、評価について、講義、演習、集団討議、プレゼンテーション等の方法を通して学習していきます。   
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回 特別活動とは何か(1)
特別活動の意義について研究します。受講生の皆さんの意見を聞きながら講義を進めます。
第2回 特別活動とは何か(2)
特別活動の基本的性格について研究します。皆さんの体験に基づく意見を伺いながら講義を進行します。
第3回~5回 特別活動の領域Ⅰ
学級活動・ホームルーム活動の意義について研究します。皆さんは教師になったつもりで、生徒が楽しくかつためになる教室運営のモデルを作成してもらい発表していただきます。
第6回~7回 特別活動の領域Ⅱ
生徒会活動の内容と指導のあり方について研究します。皆さんには、学校現場の生徒会担当教師になっていただき、学校の活性化を意識した生徒会活動モデルを考えていただき、発表していただきます。
 第8回~9回 特別活動の領域Ⅲ
学校行事の内容と指導のあり方について研究します。グループごとの年間行事計画を立てていただき、発表していただきます。
第10回~13回 特別活動を指導する教師の資質・能力
特別活動を指導する教師に求められる資質・能力について、リーダーシップの発揮の仕方に言及しながら講義します。第10回は講義。第11回と12回はグループ討議。第13回はグループ発表の時間に当てます。
第14回 まとめ
教師を志す学生が身につけておくべき特別活動に関する基本的知識について復習します。
第15回まとめ(2)
特別活動に関する基本的知識について振り返ります
第16回 テスト
第1回
学校教育の思い出を振り返ってみよう。

第2回
特別活動の教育的意義を理解しよう。

第3回
楽しい学校・学級づくりの工夫をしよう

第4回
分かる学校・学級づくりの工夫をしよう

第5回
専念できる、信頼できる学校・学級づくりの工夫をしよう

第6回
みんなが取り組む生徒会活動のための工夫について考えよう

第7回
規律ある生徒会づくりに必要な基礎・基本について考えよう

第8回
集団を育て、個を生かす学校行事について考えよう

第9回
学校行事の基礎・基本について考えよう

第10回
集団を創る、個を生かす教師の専門性について考えよう

第11回
特別活動に必要な教師の力量とは何か、グループで協議しよう

第12回
特別活動に必要な教師の力量とは何か、グループで協議しよう

第13回
グループ発表

第14回
特別活動の教育的意義と教師の専門性についてまとめよう

第15回
特別活動の教育的意義と教師の専門性についてまとめよう
授業の運営方法
備考
学生が達成すべき到達目標 特別活動の教育的意義について、
1目標及び内容に則して理解することができる 
2指導における留意点等に則して理解できる 
3教師の専門性の観点から理解できる 
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 60 第15回目に実施。客観的記述式及び論述式での回答を求める。課題(問題)は予告する。      
小テスト
レポート 10
成果発表 30 口頭発表、プレゼンテーション、グループ発表等      
作品
その他
合計 100