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シラバス情報
平成24年度
工学部機械電気工学科
詳細
シラバス情報
注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「
UNIVERSAL PASSPORT
」で詳細をご確認下さい。
科目名
文章表現基礎講座(Basic Course of Sentence Expression)
担当教員名
山本 義史
配当学年
1
開講期
後期
必修・選択区分
必修
単位数
2
履修上の注意または履修条件
「基礎学力講座1・2(国語)」を履修していることが望ましい。(教科書は同じ。)
受講心得
授業に教科書は必ず持参してください。ノートを用意し、国語辞典(電子辞書も可)も常に携帯するのがよろしい。授業の予習や復習のために図書館や人間力育成センターの図書を積極的に利用しましょう。欠席や遅刻のないように心がけること。
教科書
岩佐靖夫・片桐史尚・桜井隆・横道千秋『留学生のための現代日本語読解』(Jリサーチ出版)
参考文献及び指定図書
『三省堂国語辞典 第六版』(三省堂)、江守賢治(著)『漢字筆順ハンドブック』(三省堂)、朝日新聞出版(編)『日本語きほん帳』(朝日文庫)、朝日新聞出版(編)『らくらくマスター 日本語常識ドリル300問 漢字編』(朝日文庫)。
関連科目
社会参画入門、社会参画実習1、基礎学力講座1・2(国語)、英語1・2、情報リテラシー1・2
オフィスアワー
木曜日4限(津田)
授業の目的
基礎的な国語(日本語)力はあらゆる学習分野で求められる重要な要素です。大学初年度における国語(日本語)教育は4年間の勉学生活の土台を提供するとともに、卒業後の社会人がもつべき一般常識を養う側面をも有します。1年次前期の「基礎学力講座1・2(国語)」(選択)に引き続き、後期のこの科目(必修)は現代の文章語の読解力をさらに高めて豊かにすることを目指している外国人留学生の日本語学習の手伝いをするためのものです。それはまた日本語能力試験の受験準備にもなるでしょう。
授業の概要
中級後半から上級レベルの日本語学習者のために作られた教科書によって外国人留学生の日本語読解力の向上を目指します。授業では教科書の後半を取り扱い(前半は前期の「基礎学力講座1・2(国語)」で用いました)、1つの課に2回の授業を当てて進みます。内容は現代日本の文章語で、本文は主として小説から取られています。教科書の内容に解説を付け加えて受講者の理解を高める一方で、しばしば日本語本文を学生に音読させて、発音やイントネーションの改善を図ります。
授業計画
学習内容
学習課題(予習・復習)
前期の「基礎学力講座1・2(国語)」では教科書の第6課まで進みましたので、この科目ではその続きとして第7課以下を扱います。
○第1回 半年間の学習に関するオリエンテーション。授業の進め方、出欠の取り方、遅刻・早退の取り扱い、試験の行い方、授業中の発表の取り扱い、質問の受け付け等について説明し、成績評価の方法にも触れます。
○第2回 第7課(1):ことば、本文。
○第3回 第7課(2):練習。
○第4回 第8課(1):ことば、本文。
○第5回 第8課(2):練習。
○第6回 第9課(1):ことば、本文。
○第7回 第9課(2):練習。
○第8回 第10課(1):ことば、本文。
○第9回 第10課(2):練習。
○第10回 第11課(1):ことば、本文。
○第11回 第11課(2):練習。
○第12回 第12課(1):ことば、本文。
○第13回 第12課(2):練習。
○第14回 調整日。前回までにやり残した内容を扱います。また、教科書以外の教材を用いた読解練習を行います。
○第15回 教科書以外の教材による読解練習。翌週の期末試験についての注意や説明。
○第16回 期末試験。第2回から第15回までの授業の内容に関する試験を行います。
第2回~第15回(授業)
教科書のそれぞれの回のページに目を通しておくこと。
第16回(期末試験)
教科書の既習箇所(第7課~第12課)の学習内容を再度確認しておくこと。
授業の運営方法
演習(ゼミナール)形式ですが、講義も行います。なるべくしばしば学生に指名し、発表(日本語本文の音読や練習問題の解答)を行わせます。必要に応じて教科書以外の教材(配布プリント等)も用います。
備考
授業では座席指定を行います。毎回決まった席に着いてください。出欠は着席状況によって確認します。
学生が達成すべき到達目標
外国人が日本で生活するのに必要な日本語力を身につけること。それも、大学の授業で用いられる日本語がほぼ正確に理解できるようになること。
日常生活で接する程度の文章語が十分に読みこなせ、味わえる日本語能力を獲得すること。
日本語能力試験に合格できるだけの語彙・語法に関する力を養うこと。
評価方法
評価の割合
評価の実施方法と注意点
試験
55
期末試験は第2回から第15回までの授業の内容を十分に理解しているかどうかを見るためのものです。教科書の後半(授業で取り扱った部分:第7課~第12課)の全体について出題します。
小テスト
レポート
成果発表
作品
その他
45
成績評価において出席状況は重要な位置を占めます。第1回から第15回までの出席1回あたり3点を与えます。遅刻や早退の場合はその半分です。
合計
100
―