シラバス情報

注）公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名	地理情報処理演習
担当教員名	園田　一則、菅　雅幸
配当学年	1	開講期	後期
必修・選択区分	選択	単位数	2
履修上の注意または履修条件	受講対象者は、建築学科の中で「環境・地域創生コース」及び他コースでも都市計画・地域計画を学ぶ学生を対象とします。　選択科目ですが、高年次で基礎編２や応用編に引き続いて行きます。また、演習科目であることから授業を休むと課題を作成するための障害となります。積極的に出席し、演習テキストに従って進めていきます。尚、本授業はパソコンを使用して進めることから、不具合によりシラバスの順番を変更することがある。
受講心得	授業と演習を交互に、状況に応じて実施していくので指定された課題には積極的に取組んで下さい。
教科書	図解！　ArcGIS　身近な事例で学ぼう及び配布資料
参考文献及び指定図書	新しい技術の進歩は目覚ましく、様々な参考文献が発行されているが、必要に応じて紹介します。
関連科目	測量学及び実習　地理情報システム　都市計画関連科目　環境関連科目
オフィスアワー	金曜日2時限目（園田）

授業計画	学習内容	学習課題(予習・復習)
授業の目的	地表上の位置に関して得られた地理情報データを管理、処理、表示するシステムを地理情報システムといいます。ここでは、簡単な例題を用いてその概要を修得することを目的とします。
授業の概要	建築分野（地域計画・都市計画）や、環境・地域創生コース（旧、土木コース）を対象とした授業で、電子地図を利活用するための基礎的な授業である。　実社会でユーザーが最も多いGISソフトである「ArcGIS」の基本操作を、演習課題に取組むことで理解していく授業である。　基本的なGISの機能や基本的なオペレーションを学ぶ。
授業計画	第1回　：ガイダンス　GISとは（１）；GISの活用事例第2回　：GISとは（２）　GISの種類と構成第3回　：GISの基本用語　演習問題説明第4回　：演習2A (1) 地図の表示・レイアウト第5回　：演習2A (2) 地図の表示・レイアウト第6回　：演習2B (1) 地図の表示・レイアウト第7回　：演習3(1) データ作成・編集第8回　：演習3 (2) データ作成・編集第9回　：中間テスト（確認試験）第10回　：演習4 (1) ベクタ解析第11回　：演習4 (2) ベクタ解析第13回　：演習5A(1)ラスターデータを扱う第14回　：演習5A（2）　ラスターデータを扱う第15回　：演習6　データの作成・編集第16回　：確認試験	各回の演習時は、必ず教科書の内容を一読して望んで下さい。
授業の運営方法	本授業は、担当教員がGISの基本的概要や事情について講義する。また、各担当者のテーマからGISの活用事例の説明する。実際の演習は、教科書「図解！ArcGIS　身近な事例で学ぼう」に記載されている演習問題を教科書に準じて進めていく。　使用するGISソフトは数種類あるが、本授業ではESRI社のAｒｃGISを使用する。尚、使用できるパソコンの台数に限度があるので一人一台で使用できない場合は、二人で使用することもある。また、演習問題は、技術員やTAのアドバイスで進めていく予定である。
備考
学生が達成すべき到達目標	1.GISとは何か、その原理を説明できる。２．GISの基本概念を説明できる。３．GISソフト（ArcGIS）の基本操作方法を説明できる。４．GISの重要性を理解し、地域計画・都市計画及び諸研究へのGIS利活用について議論できる。

評価方法	評価の割合	評価の実施方法と注意点
試験	30	GISの基礎知識に関する基本的な問題の関する筆記試験を行います。
小テスト		中間試験として、基本的事項等について試験をします。
レポート	40
成果発表
作品
その他	30	演習科目であるので、出席を重視し評価します。（15回×２点）
合計		―