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教育・研究
シラバス情報
平成24年度
工学部建築学科
詳細
シラバス情報
注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「
UNIVERSAL PASSPORT
」で詳細をご確認下さい。
科目名
CAD3(CAD3)
担当教員名
菅 雅幸、近藤 正一
配当学年
カリキュラムにより異なります。
開講期
前期
必修・選択区分
建築コース (選択)
インテリアデザインコース (選択)
土木コース (選択)
単位数
1
履修上の注意または履修条件
欠席をした場合、次週の講義が出来ない状態になります。教室の関係上、補講が困難なので欠席は絶対にしないこと。
受講心得
配布資料を忘れないようにしてください。欠席をしないで下さい。
教科書
指定なし
参考文献及び指定図書
関連科目
CAD1、2、4、製図1、2
オフィスアワー
火曜日2時限目(近藤)
授業の目的
建築CAD検定試験に対応した内容を中心にVector Worksを使い、CADによる図面の引き方や立体表現の描き方を講義して行きます。また、製図の講義と同じく基本的な図面の描き方と合わせて、それぞれの図面を描いてもらい、CADによる図面の描き方だけでなく、手書きによる図面との相違点を知ってもらい、CAD技術の向上だけではなく手書きによる製図作成技術の向上を図ってもらい、CAD技術の資格の取得に興味を持ち、資格の取得を目指してもらうのが目標となります。
授業の概要
前半は、VectorWorksを使い、一つの建築物の平面図、立面図、断面図の書いてもらいCADによる製図の基本を身につけてもらいます。後半は、前半に書いた図面の建築を立体で作成したもらい、一つの建築物を作成しながら、立体の見え方、表し方を身につけてもらいます。
授業計画
学習内容
学習課題(予習・復習)
○第1回 基本操作
Vector Worksにおいての基本操作となるツールを一通り覚えてもらいます。製図の講義と同じように、図面を描くことの出来る基本的なツールを使って基本的な線の引き方、形の描き方を身につけてもらうと同時に、手書き製図との相違点なども説明していきます。
○第2回 基準線
平面図を描き、CADの製図方法を身に付けて貰います。基本的な手順は手書きとほぼ同様なので、まず、基準線を描いていきます。基準線の描き方で、基本的な線の描き方の他に、長さなどの編集や加工、線の複製や貼り付けなどを学んでいってもらいます。
○第3回 躯体
基準線と中心に壁面や柱を描いていきます。角や繋ぎ合わせる編集の方法や、トリミング加工などの切り離しの方法を学んでもらい、基本的な線の編集・加工の方法を学んでもらいます。
○第4回 建具
壁面や柱などを作成したので、それに建具を入れていきます。パーツごとに作成を行い、パーツごとの複製を作成。それぞれの必要に応じた大きさの変更や形の変更など加工方法を学んでもらいます。
○第5回 設備
ハッチングを使い、デッキの模様などを表現します。今回までに覚えてきたツールを使い、カウンターや簡単なインテリア、設備、造作線などを描いていきます。
○第6回 仕上げ
あらかじめ用意されているインテリアや設備のシンボルを配置する方法を学んでもらいます。すべてのインテリアを配置したら、部屋名、図面名、寸法、縮尺などを記入して平面図の完成をしてもらいます。
○第7回 3D作成の基本操作
立体表現においての基本操作となるツールを一通り覚えてもらいます。平面図の描き方と同じように、基本的なモデリングの方法を身につけてもらい、平面図の時との相違点なども説明していきます。
○第8回 基礎と壁
以前に作成せいた平面図を使用し、それを基にして3Dのモデリングを作成します。モデリングを始める前にレイヤやクラスの設定を行い、モデリング作成の準備の説明もします。モデリングの作成をしながら、壁ツールなどの基本的なモデリングを行なうツールを学んでいってもらいます。
○第9回 屋根
屋根ツールの使い方を説明し、屋根を作成します。これを覚えてもらうことで、屋根を作成するだけではなく、角度の付いた床や、壁を作成するときにも応用できます。また、回転体の作成で丸屋根のようなものの作成方法も説明します。
○第10回 外形の完成
屋根と壁の間にある隙間の修正や、まだ作成していない屋根の作成・編集を説明し外形を完成させてもらいます。完成したがモデリングを、立体表示する際の固定した視点の作成を説明し、造ってもらいます。
○第11回 建具
ドアのシンボルを作成し、それを登録する方法と配置する方法を説明し、作成してもらいます。また、リソースパレットの使い方を説明し、シンボルを作成した以外のドアや、窓の配置をしてもらいます。
○第12回 完成
残っているデッキの部分や、アプローチのフレームなどを作成し3Dのモデリングを完成させてもらいます。
○第13回 テクスチャー
質感を表現することが難しいため、表面に画像データを貼り付けて壁や屋根などの質感を表現する方法を説明します。
○第14回 シンボル
ライブラリにあるシンボルツールについて説明します。
○第15回 実用例の解説
講義中に作成したデータを提出してもらいます。また、VecterWorksを使った実用例を見てもらい、解説します。
第1回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第2回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第3回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第4回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第5回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第6回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第7回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第8回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第9回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第10回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第11回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第12回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第13回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第14回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
第15回
配付資料
演習課題
課題の時間 60分
授業の運営方法
配布資料を基に講義を行います。 「演習科目」です。
備考
学生が達成すべき到達目標
①VectorWorksによる製図の書き方を身につける。
②図面から立体の作成方法を身につける。
③建築物を立体的にとらえる見方を身につける。
評価方法
評価の割合
評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート
成果発表
作品
70
各講義に行った図面データのの出来、進捗状況に応じて評価します。
その他
30
講義中の課題などを行わなかったり、欠席をすると、次回の講義に影響が出ますので、積極的に講義に取り組む姿勢を評価します。
合計
100
―