NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 航空機整備2(Aircraft Maintenance 2)
担当教員名 林田 和隆、本多 恒雄
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 航空機整備1a,1bからの継続の部分があり、原則として航空機整備1a、1bを履修していること。
受講心得 航空機整備2は2コマありますが、両方共受講しないと単位認定としては認めません。
教科書 航空工学入門(日本航空技術協会 出版)
参考文献及び指定図書 航空機の基本技術  (日本航空技術協会 出版)
関連科目 航空工学基礎1,2及び航空機整備1,3,4
オフィスアワー
授業の目的 航空機整備を実施する為の基本技術、主要系統を理解することを目的とします。
授業の概要 *林田担当
航空機整備を実施する為の基本技術を学びます。航空機の締結には、ボルト、ナット、リベット等が使用されていますが、これらは色々な規格をもっています。これら規格の種類、剪断力用、引張り力用、使用箇所、用途、及びボルト、リベットに於ける耐荷重値等の相違を学習します。また航空機には、色々な金属材料が使用されており、これ等金属材料の種類、性質、用途、金属に発生する錆の種類、発生のメカニズム、防錆処理方法等について学習します。航空機整備はメンテナンスマニュアル、SRM、基本技術等を基に修理しますが、この修理方法についても基本的な考え方について学習します。

*本多担当
航空機は各系統(システム)から構成されています。その中から主要な系統を広く浅く学習し、航空機全体にわたって統合的に理解できるようにします。また航空機には多くの基本部品(ボルト、ナット、リベット等)が使用されています。特に重要な基本部品については現物を使って学習します。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
*林田担当
○第1回 CABLEの種類
CABLEの種類、PARTS NOより種類の見分け方、CABLE DAMAGEの種類等を理解して貰う。

○第2回 CABLEの種類
CABLEの種類、PARTS NOより種類の見分け方、CABLE DAMAGEの種類等を理解して貰う。

○第3回 金属材料
材料力学で他の教授に習っている事の復習と航空機を修理する際、材料選定の理由を理解して貰う事と、航空機に使用されている金属材料の種類を理解させる。

○第4回 金属材料
材料力学で他の教授に習っている事の復習と航空機を修理する際、材料選定の理由を理解して貰う事と、航空機に使用されている金属材料の種類を理解させる。

○第5回 金属材料
材料力学で他の教授に習っている事の復習と航空機を修理する際、材料選定の理由を理解して貰う事と、航空機に使用されている金属材料の種類を理解させる。

○第6回 金属材料
材料力学で他の教授に習っている事の復習と航空機を修理する際、材料選定の理由を理解して貰う事と、航空機に使用されている金属材料の種類を理解させる。

○第7回 航空機の構造部材の修理方法
MANUALにSTRACTURE REPAIR MANUALというものあり、MANUALを使用してREPAIR方法を理解して貰うと同時に、航空機の基本技術にある、修理する際の最低守らなければ基準を理解して貰う。

○第8回 航空機の構造部材の修理方法
MANUALにSTRACTURE REPAIR MANUALというものあり、MANUALを使用してREPAIR方法を理解して貰うと同時に、航空機の基本技術にある、修理する際の最低守らなければ基準を理解して貰う。

○第9回 航空機の構造部材の修理方法
MANUALにSTRACTURE REPAIR MANUALというものあり、MANUALを使用してREPAIR方法を理解して貰うと同時に、航空機の基本技術にある、修理する際の最低守らなければ基準を理解して貰う。

○第10回 RIVET、BOLT、NUT、SCREWの種類
RIVET、BOLT、NUT、SCREWの種類を覚えて貰うと共に、規格の種類、INCHとメートルの違い等を理解して貰う。

○第11回 RIVET、BOLT、NUT、SCREWの種類
RIVET、BOLT、NUT、SCREWの種類を覚えて貰うと共に、規格の種類、INCHとメートルの違い等を理解して貰う。

○第12回 CORROSION(錆)
錆の種類、及び何故錆が発生するのか原因等を理解して貰う。

○第13回 CORROSION(錆)
錆の種類、及び何故錆が発生するのか原因等を理解して貰う。

○第14回 化学材料
航空機を整備するにあたり、色々な化学材料を使用するが、航空機整備に使用する化学材料の性質、及び航空機に使用されている、OIL、FUEL(燃料)、油圧のSPEC、性質等を理解して貰う。(MHM)

○第15回 期末試験
試験時間60分
担当教員が許可したメモは持込可です。 
*本多担当
○第1回 航空機の主要システム概要
最新機体の各系統の概要について解説します。

○第2回 操縦系統
操縦系統の主操縦装置について学習します。

○第3回 操縦系統
操縦系統の副操舵装置について学習します。

○第4回 油圧系統
油圧装置について学習します。

○第5回 降着系統
降着系統の脚装置について学習します。

○第6回 降着系統
降着系統のブレーキ装置ついて学習します。

○第7回 電気系統
電気装備について学習します。

○第8回 電気系統
電気装備について学習します。

○第9回 回転翼機
回転翼機の形式、構造、運動について学習します。

○第10回 回転翼機
回転翼機の操縦装置について学習します。

○第11回 基本部品と規格
航空機に使用する基本部品と規格について解説する。

○第12回 ボルト
ボルト全般について説明する。

○第13回 ナット
ナット全般について説明し、ファスナーの締め付けトルクと計算式を理解します。

○第14回 スクリュー及びワッシャー
スクリュー及びワッシャーについて学習します。

○第15回 リベット
一般リベット全般説明及び特殊ファスナーと特殊工具について学習します。

○第16回 期末試験
試験時間60分
本多担当
第2回
演習課題
課題の時間60分

第3回
演習課題
課題の時間60分

第4回
演習課題
課題の時間60分

第6回
演習課題
課題の時間60分

第8回
演習課題
課題の時間60分
第10回
演習課題
課題の時間60分

第11回
演習課題
課題の時間60分
第12回
演習課題
課題の時間60分
第13回
演習課題
課題の時間60分

第15回
演習課題
課題の時間60分
授業の運営方法 講義形式、教室の座席を指定します。
備考
学生が達成すべき到達目標 航空機全般にわたって総合的に理解することを到達目標とします。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 70 期末試験:講義担当者毎に毎回の講義の要点を理解しているかどうかを確認します。
小テスト
レポート 20
成果発表
作品
その他 10 授業に取り組み姿勢および態度を客観的に評価します。特に欠席・遅刻・早退した場合は減点となります。なお、総合評価は2コマの講義についてそれぞれ上記評価を行い、その平均で実施します。
合計 100