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教育・研究
シラバス情報
平成24年度
工学部航空宇宙工学科
詳細
シラバス情報
注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「
UNIVERSAL PASSPORT
」で詳細をご確認下さい。
科目名
航空機整備3(Aircraft Maintenance 3)
担当教員名
林田 和隆、本多 恒雄
配当学年
3
開講期
後期
必修・選択区分
選択
単位数
2
履修上の注意または履修条件
航空機整備3は航空機整備1a,1b及び2で得られた知識を、実機や工具を使ってより確実に理解する授業です。特に航空機整備2はこの授業で実習する内容の座学部分に相当し、航空機整備2で使用したテキストが必要となります。そのため原則として航空機整備2を受講していることが履修条件です。
受講心得
当授業は県央空港での集中講義となっています。
教科書
航空機の基本技術(日本航空技術協会 編集)
参考文献及び指定図書
航空機製造メーカー発行のAIRCRAFT MAINTENANCE MANUAL等
関連科目
航空機整備1a,1b,2,4
オフィスアワー
授業の目的
航空機整備を実施するための基本技術を実地で習得します。
授業の概要
この授業は県央空港で集中講義となります。実習服に着替えて大学から県央空港エクステンションキャンパスにバスで移動します。到着後全員で機体移動、始動用バッテリー充電、コンプレッサー充填、格納庫フロアー清掃、トイレ清掃等の授業準備を行います。
授業準備後、教室にて全員でブリーフイングを行い、班別に当日の授業内容を確認します。
授業は大きく分けて下記の3つの柱から成り立っており、各班毎にローテーションを組み、全員が全ての授業を受講できるようにします。
1.MAINTENANCE MANUAL翻訳及び基本作業
2.パイパーPA28-140型航空機の基礎教育
3.バロン95-B55型航空機の基礎教育
授業計画
学習内容
学習課題(予習・復習)
3つの授業内容
1.MAINTENANCE MANUAL翻訳及び基本作業
航空機製造メーカーが発行したAIRCRAFT MAINTENANCE MANUAL等を翻訳しマニュアルの見方や読み方を学習します。また航空機整備で使用する計測器や工具の名称、種類、用途、使用方法等を学習し、実習を通して基本作業のノウハウを習得します。
2.パイパーPA28-140型航空機の基礎教育
実機を使用して、当該航空機のシステム構成、各部の名称、各部の機能等を学習します。またマニュアルと実機を確認しながら、飛行前点検、飛行後点検、試運転方法等を学習します。
3.バロン95-B55型航空機の基礎教育
実機を使用して、当該航空機のシステム構成、各部の名称、各部の機能等を学習します。またマニュアルと実機を確認しながら、飛行前点検、飛行後点検、試運転方法等を学習します。
第1回:全体教育
① 授業開始に当たって受講の心構え等
② 全体スケジュール(シラバス)の説明と班分け
③ 格納庫内清掃、場内取扱い及び各種注意事項
④ GSE及び工具等の保管場所と取扱説明
⑤ 機体取扱い方法説明と手信号教育
第2回~第15回:班別教育
全体スケジュールに基づいて班別に上記3つの授業を実施します。
第16回:口頭試問と機体サービシング
これまで学習した内容について各自の理解度を確認するため口頭試問を実施し、不足部については再度解説して、より理解を深めます。またマニュアルに従って、機体のサービシング(清掃・点検・給脂)を実施します。
授業の運営方法
講義および実習
備考
学生が達成すべき到達目標
航空機整備を実施する上で必要な基本技術の習得と社会人として必要な資質を身につけることを到達目標とします。
評価方法
評価の割合
評価の実施方法と注意点
試験
50
口頭試問による実地試験を通して、毎回の講義の要点を理解しているかどうかを確認します。また実地試験を通して心構え、態度、社会人としての資質について評価します。
小テスト
レポート
20
成果発表
作品
その他
30
授業に取り組む姿勢および態度を客観的に評価します。特に事前連絡なしで欠席は大きく減点となります。
合計
100
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