NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 情報処理C(Information ProcessingC)
担当教員名 福島 学
配当学年 1 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 1
履修上の注意または履修条件 この科目で学習する内容は以後履修するネットワーク関連科目の基礎となる大切な内容が数多く含まれています。理解を確実なものとするために、大学PCを積極的に活用し授業以外の時間の予習復習を行うことを勧めます。
受講心得  この科目は皆さんが情報通信(ネットワーク分野)への理解を深め,インターネット1・2・3・4への導入を目的としています.このため,「興味」と「関心」を持って授業に臨んでください.
教科書 「栢木先生の基本情報技術者教室」,栢木 厚著,技術評論社
参考文献及び指定図書 GUIではじめるLinux極意書,田中義人,森北出版,ISBN:4-627-84261-9
UNIXの絵本,(株)アンク,翔泳社,ISBN:4-7981-0933-9
関連科目 (後修科目)
データベース1、データベース2、データベース3、インターネット1、インターネット2、インターネット3、インターネット4
(先修・後修に関係なく関連性の高い科目)
情報処理A、情報処理B、情報処理D、情報システム1、情報システム2
オフィスアワー
授業の目的 この科目の目的は,情報処理に関する基礎的な知識のうち「情報通信分野/ネットワーク分野」に関する基礎知識を理解することです.具体的には,「ネットワーク概観」「通信サービスとプロトコル」「相互接続」「ルーティング」「セキュリティ」に関する基礎的な知識を学習します.この科目の到達目標は、基本情報技術者試験(経済産業省)の午前問題を解答できるようになる準備を整えることです.
授業の概要 ネットワークに関して仮想マシンを使って確認しながら学びます.
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 仮想マシンについて
授業で使用する仮想マシンの使い方等について説明します.

○第2回 ネットワークについて
インターネット等のネットワークについて身近な事柄を例にあげ説明します。この科目の目的、到達目標、学習内容、学習方法(受講心得)について説明します。

○第3回 情報通信について
インターネット等の情報通信についてその必要性や社会的重要性について説明します。また、授業で実習するための操作方法について学習します。

○第4回 通信サービスとプロトコル
ネットワークの基盤技術であるプロトコルと伝送制御のうち、「TCP/IP」と「伝送制御」について学習します。

○第5回 LANについて
ネットワークの基盤技術であるLAN(Local Area Network)について学習します.

○第6回 WANについて
インターネットを支える基盤技術であるWAN(Wide Area Network)について学習します.

○第7回 相互に接続するための技術
ネットワークは「相互に情報の交換」が出来なければなりません.このため機器が相互に通信出来なければなりません.そこで種々の機械を相互に接続することが必要となります.ここではこれについて学び,OSI階層モデルについて学びます.

○第8回 アプリケーション層
Webブラウザ等のアプリケーションについて学びます.

○第9回 トランスポート層
確実に情報を伝えるための事柄について学びます.

○第10回 ネットワーク層
相互に「論理的につながる」ために必要な事柄について学びます.

○第11回 データリンク層と物理層
相互に「物理的につながる」ために必要な事柄について学びます.

○第12回 ルーティング
ネットワークは相手と自分をつなぐための「経路」を結ばなければなりません.ここではそのための技術について学びます.

○第13回 セキュリティ(その1)
相互に「安心」してデータのやり取りが出来るようになると,「情報」そのものの「安全」を考えなければなりません.ここではそのためのデータセキュリティセキュリティについて学びます.

○第14回 セキュリティ(その2)
相互に「安心」してデータのやり取りが出来るようになると,「情報」そのものの「安全」を考えなければなりません.ここではそのためのシステムセキュリティセキュリティについて学びます.

○第15回 まとめ
これまでに学んだ事柄について整理し理解を深めます.

○期末試験
この科目で扱った知識項目の理解度を問うために、筆記形式の期末試験を行います。
・これまでに学んだ事柄について整理して授業に臨む.
・授業で使用する仮想マシンの操作方法を確認する.
・教科書の該当科目を精読する.
・講義内容と関連科目内容との関連を確認する.
授業の運営方法 講義を中心としますが、内容を確認するための演習・実習を適時実施しながら進めます。「講義科目」です.
備考
学生が達成すべき到達目標 ①情報技術分野の中でも特に「通信」が持つ役割を理解する
②日常で使用しているネットワークの仕組みを理解する
③学んだ事柄を仮想マシンを通して「実際に使えるスキル」として習得する
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 50 項目に対する理解度を評価する.
小テスト 20 授業の理解度を把握することも含め仮想マシン等を利用して評価する.
レポート
成果発表
作品
その他 30 授業で使用する仮想マシンでの実習結果を評価する.
合計 100