NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 データベース1(Database 1)
担当教員名 濱田 大助
配当学年 2 開講期 前期
必修・選択区分 選択 教職必修 単位数 2
履修上の注意または履修条件
受講心得
教科書 データベースシステム 北川博之著 昭晃堂
参考文献及び指定図書 リレーショナルデータベース入門 増永良文著 サイエンス社
関連科目 (先修科目)
情報処理D(教科書 第8章関連)
(後修科目)
データベース2、データベース3、情報システム1、情報システム2
(先修・後修に関係なく関連性の高い科目)
プログラミング基礎、プログラミング1、プログラミング2、デジタルコンテンツ論
オフィスアワー
授業の目的 この科目の目的は、リレーショナル・データベース(RDB)について、データモデルやデータベース管理システム(DBMS)に関する基礎的な知識と技術を習得することにあります。情報化社会が急速に進展した今日、情報システムは社会のインフラとして我々の生活の至るところに浸透してきています。この情報システムの基盤をなす重要な技術の一つがデータベースシステムであり、大量のデータをコンピュータで効率よく処理するためにはデータベースとして管理することが重要といえます。具体的には、RDBにおけるデータ設計、データ操作、データ管理の原理と方法について演習形式で学習します。この科目の到達目標は、RDBの基本原理を確実に理解することです。
授業の概要
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 データベースの基本概念
データの貯蔵やその操作、検索を実現させるための情報管理であるデータベースの基本概念を学習します。

○第2回 データベースの導入効果
いくつかの例を扱いながら、データベースの導入効果を講じ、情報管理とは何かを考察します。

○第3回 RDBMSとSQL言語
データベースの歴史的背景を学び、RDBMSとSQL言語の必要性と機能概要を学習します。

○第4回 データベースの編成とアクセス方法
データベースの編成とアクセス方法の知識を得ることで、的確なデータベース設計を行うための基本概念を学習します。

○第5回 トランザクション管理
データベースを正しく管理するための機能の1つであるトランザクション管理について学習します。

○第6回 データベース管理システムの機能
障害回復管理(リカバリ)と機密保護管理(セキュリティ)のしくみと必要性を学び、データベース管理システムの機能についての理解を深めます。

○第7回 小テスト
第1回~第6回で扱った内容の理解度を確認するための小テストを実施します。

○第8回 リレーショナル型データベース
リレーションの概念と構造を学び、リレーションスキーマ、リレーションシップを理解することでリレーショナル型データベースの基本概念を学習します。

○第9回 集合演算と関係演算
和集合演算・差集合演算などからなる集合演算と、選択演算・結合演算などからなる関係代数がリレーショナルモデルにおいてデータ操作を実現させるものであることを理解します。

○第10回 正規形・正規化
データの重複を排除する正規化について、学習します。

○第11回 データベース言語・SQL 利用方法と構文規則
SQL言語の歴史と、RDBMSに対するデータベース定義・データベース操作・トランザクション管理の制御機能について学び、SQL言語の利用方法と構文規則を学習します。

○第12回 データベース言語・SQL
SQLの構文規則に従い、さまざまなデータベースを作成する演習を行います。

○第13回 データベース言語・SQL
SQLの構文規則に従い、さまざまなデータベースを作成する演習を行います。

○第14回 小テスト
第8回~第13回で扱った内容の理解度を確認するための小テストを実施します。

○第15回 まとめ
これまでに学習した事柄について再確認することでこの科目で修得すべき事柄と学習結果の確認を行います。(14回の小テストの前に移動し、演習の予備日となる場合があります。)

○第16回 期末試験
この科目で学習した内容の理解度を問うために、筆記形式の期末試験を行います。
1 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
2 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
3 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
4 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
5 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
6 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
7 配布資料・WEBにて提示 小テスト60分程度
8 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
9 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
10 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
11 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
12 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
13 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
14 配布資料・WEBにて提示 小テスト60分程度
15 配布資料・WEBにて提示 課題の時間60分程度
16 期末試験 
授業の運営方法 PC教室での学習となります。
毎回の授業で演習課題を踏まえ学習を進めていきます。 期限までに提出してください。
備考
学生が達成すべき到達目標 (1) データベースの生まれた背景を理解する。
(2) データベースがファイルシステムと異なる事を理解する。
(3)  関係データベースの構成を理解する。
(4) 標準SQLの利用操作およびネットワークOSの仕組みを理解する。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 40 毎回の講義の要点を理解しているかを確認します。マークシートで確認をするため理解があやふやであると、選択を誤る場合もあります。 ポイントをおさえ効率良く理解しましょう。
小テスト 30 毎回の講義の要点を理解しているかを確認します。マークシートで確認をするため理解があやふやであると、選択を誤る場合もあります。 ポイントをおさえ効率良く理解しましょう。
レポート 14
成果発表
作品
その他 16 講義に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。
合計