NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 研究ゼミナールA(Seminar of Study A)
担当教員名 濱田 大助
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 これまでの科目でわからない事柄がある場合は,必要に応じて早期に再学習することを薦めます.  
受講心得 卒業研究として希望する専門分野の担当教員クラスを履修することが望まれる。演習を伴う授業なので遅刻・欠席をすると授業についていけなくなります。 
教科書 大学生のためのレポート・論文術 小笠原 喜康 (著)  
参考文献及び指定図書 講義中に指定をします。
関連科目
オフィスアワー
授業の目的 研究ゼミナールは4年次の卒業研究に着手するための準備を行うことを目的とした科目です。この科目は各専門領域の教員がゼミナール形式で開講することで、学生に専門教育科目の履修だけでは不足しがちな専門教育を学ぶ上での学習方法・学習態度を身につけてもらうと同時に、卒業研究に着手する上で必要となる専門領域に関するより高度な知識・技術の習得をめざします。  
授業の概要
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
◆研究テーマ
・情報システム構築・運用 UNIX系OSであるLINUXをベースに取り扱います。
 OSSによるサーバの研究
 ipodに代表される携帯型のミュージックプレーヤは、進化を続けており高性能・大容量となっています。これらミュージックプレーヤは、所有しているだけでは聞くためのコンテンツが沸いてくるわけではありません。オープンソースを活用して、FM/AMラジオを自動的に録音し活用するための仕組み(サーバ)を構築します。構築を行うには、様々なソフトを導入し、組み合わせる必要があります。また、希望する時間に自動で録音を行う仕組みを考えなければなりません。録音したデータは容量が大きいのでたくさんの番組を保存することはできません。さらにミュージックプレーヤなどは、特定の形式のファイルを読み込み音に変換しています。特定の形式に変換する仕組みも必要です。 巷では、速聴と呼ばれる聞き方があるようです。普段よりも早いスピードで音声を聞くことで様々な効果があるとされていますが、その速聴のためのデータも作成できるようになるようです。
 OSSでは、上記のような様々な問題を解決するためのソフトウエアが公開され、自由に使用できるようになっています。それらOSSを組み合わせてサーバを構成し、ニュースなどを自動録音して就職活動に必要な時事の収集をしても良いかもしれません。 実機や仮想マシンを用いてサーバを運用し、より実践的な演習や研究を行います。
取り組みの後半では、各自個別・グループにてテーマを決定し短期間でそれらテーマの解決に向け研究を行います。
◆取り組み
・論文の読み方・書き方
 教科書をよみ要点をまとめ学習を進めます。中盤以降、国立国会図書館のデータベースで論文を検索し、本学の図書館経由で論文の取り寄せを行い、レポート作成を行います。一連の作業を体験することで卒業研究の最中にトラブルが起きないよう準備を行います。

「NHKブック 論文の教室」を参考に論文のまとめ方について確認していきます。
演習レポートの書き方については、資料を配布します。

1 科目ガイダンス (記録用演習ノートの配布)
2 OSSの体験(商用ソフトとOSSの違い)および調査
3 サーバの説明(見学)調査
4 論文・レポートの書き方確認 (練習問題で国語辞典を使用します)
5 サーバのインストールその他(vim,putty)
6 サーバのインストールについて演習レポートの作成
7 問題解決のためのソフトの調査
8 問題解決のためのソフトを導入(調査含む)
9 問題解決のためのソフトを導入
10 自動化について(cron,at,mailなど)
11 問題解決のためのソフトの調査・導入についてのレポートの作成
12 次の問題解決のための調査
13 次の問題解決のためのソフトを導入(調査含む)
14 次の問題解決のためのソフトを導入(発表資料等の作成含む)
15 サーバの構築についてのレポートと成果発表の為の資料作成・発表・LPIC関連の小テスト
16 試験を行わないので、15回で終了です。

各講義毎に通知します。
授業の運営方法 講義と共に、演習を交えて行います。
グループワークも計画しています。 
備考
学生が達成すべき到達目標 OSSの理解と使用。
レポートの書き方についての理解
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 0
小テスト 10 LPIC(LINUXの操作に関する資格)の試験を抜粋して小テストとします。
レポート 60
成果発表 15 口頭或いは、WEB内でレポートを提示し相互評価を行います。
作品
その他 15 主に出席に関して評価します。
合計 100