人体に含まれる水分に強い磁気を当て、人体を縦・横・斜めとさまざまな角度から撮像し画像化します。X線が透過しにくい骨で囲まれた脳や脊髄などの診断に適しています。
乳がんの早期発見に有効な検査機器です。近年の乳がん罹患者の増加により、社会的にもマンモグラフィ検査が重要視されています。
微量のX線を人体に照射して、その透過光を画像化する機器です。短時間で精度の高い画像を撮影でき、主に肺や腹部の状態、骨折の有無の確認などの検査に使用します。
X線を使って、全身を輪切りにしたような断層画像を撮影します。画像を細かく撮影することで血管や骨の3D画像やさまざまな角度の画像を作成することができます。
人には聞こえない高周波の超音波を使い、体内の臓器の様子や血液の流れを映し出すことができます。悪性腫瘍から動脈硬化まで、幅広い病気の発見につながります。
正常に機能しなくなった腎臓の代わりに、人工腎臓(ダイヤライザー)を介して血液中の老廃物や余分な水分を除去する血液透析療法に利用する装置です。
胸や手足に電極を装着し、心臓の活動を波形として書き出す装置です。この波形から拍動のリズムの異常や心臓の機能的な異常を発見します。
主に心電図や呼吸、体温、血圧の4つの指標を示す患者監視装置です。患者の容体を把握し、異常を検知した場合など、必要に応じてアラームが鳴ります。
顕微鏡観察像と同じ視野を複数人で同時に観察することができます。高い精度で微細な成分検査が行えるため、効率的に診断技能の修得が可能です。
心臓手術の際、心臓を止めて行う場合があり、その間呼吸と心臓の拍動が完全に止まります。心臓と肺の機能を人工的に行い命をつなぐ「生命維持管理装置」です。
顕微鏡での観察に用いる標本を作製するため、組織片を極薄の厚さにスライスする専用の機器です。マイクロメートルから数十ナノメートルまでの均質な切り出しが可能です。
呼吸不全の際に、空気中の酸素より高濃度の酸素を肺に送る、通常より高い圧をかけるなど呼吸を助け、肺を休める役割を担います。
保健医療学部
保健医療学部パンフレット(デジタル版)